App Storeでアプリを検索から見つけてもらえるかは、アプリ名とサブタイトルの付け方で大きく変わります。ここでは、検索に強いアプリ名・サブタイトルの考え方と、キーワードフィールドの埋め方までを、ASO対策(アプリストア最適化)の基本としてまとめます。これからアプリを公開する方、伸び悩んでいる方の両方に向けた内容です。
結論から言うと、押さえるべきは次の3点です。
- アプリ名・サブタイトル・キーワードフィールドの3カ所に、需要のある言葉を重複なく配置する
- 最も検索される「主役の語」はアプリ名かサブタイトルの前方に置く
- 宣伝的な言葉(無料・人気・No.1など)はアプリ名に入れると審査ではじかれやすい
アプリ名・サブタイトルがASOで重要な理由
App Storeの検索順位は、メタデータに含まれるキーワードと検索語の一致度に強く影響されます。なかでもアプリ名とサブタイトルは検索アルゴリズムでの比重が大きく、ここに入れた言葉が「どの検索で表示されるか」をほぼ決めます。
逆に言えば、いくら良いアプリでも、ユーザーが検索する言葉がメタデータに入っていなければ検索結果に出てきません。アプリ名・サブタイトル設計はASOの土台です。
App Storeのメタデータの仕組み
検索に関わる主な入力欄は3つあり、それぞれ文字数の上限があります。
| 項目 | 上限 | 役割 |
|---|---|---|
| アプリ名 | 30字 | 最重要。主役のキーワードを置く |
| サブタイトル | 30字 | 2番手のキーワード+価値の説明 |
| キーワードフィールド | 100字 | 表に出ないが検索対象。関連語を網羅 |
3カ所に同じ語を重ねて入れても効果は増えません。重複を避け、別々の言葉でカバー範囲を広げるのが鉄則です。
アプリ名の付け方
アプリ名は「ブランド名+主役のキーワード」の形が基本です。たとえば家計簿アプリなら「(ブランド名)家計簿・予算管理」のように、ブランド名のあとに検索される言葉をつなげます。
- 主役のキーワードを1つ決める:検索ボリュームが大きく、アプリの中身と一致する語を選ぶ
- ブランド名と組み合わせる:30字以内で、ブランド名+主役の語+補助語を並べる
- 宣伝語を避ける:無料・人気・最強などはApp Storeの規約で審査時にはじかれやすい
主役のキーワードを決める前に、候補語の検索ボリュームを比べておくと失敗しません。キーワードのボリュームを調べる(AppLupe)
サブタイトルの付け方
サブタイトルは、アプリ名に入れきれなかった2番手のキーワードを置きつつ、アプリの価値が一目で伝わる一文にします。検索対象であると同時に、ユーザーがタップするかの判断材料にもなるためです。
- アプリ名と違う言葉を使い、カバーするキーワードを広げる
- 「何ができるか」が伝わる動詞・効果を入れる(例:レシートで自動記録、続く家計管理)
- 30字をフルに使い、語の詰め込みすぎで意味が壊れないようにする
サブタイトルもアプリ名と同様、宣伝的な誇張表現は審査対象です。事実ベースの説明にとどめましょう。
キーワードフィールドの埋め方
キーワードフィールドはユーザーには表示されませんが、検索対象になります。100字の枠を、需要のある関連語で重複なく埋めるのがコツです。
- アプリ名・サブタイトルに入れた語は書かない(重複は無駄)
- カンマ区切りで単語を並べ、スペースは使わない(文字数を節約)
- 表記ゆれ(かな・漢字・ローマ字)で需要が分かれる語は両方入れる
やってはいけない付け方
逆効果になりやすい付け方も知っておきましょう。
競合のアプリ名やブランド名を入れる
他社の名称を自分のメタデータに入れるのは規約違反で、削除や審査落ちの対象です。
関連性の薄い人気ワードを詰め込む
中身と関係ない人気語を入れても、表示されてもタップされず、評価が下がる原因になります。需要×関連性の両方がある語に絞りましょう。
よくある質問
Q. アプリ名は後から変更してもいいですか?
変更可能です。ただし定着したブランド名を頻繁に変えると認知が分散します。キーワード部分の調整は問題ありませんが、ブランド名の根幹は安定させるのが無難です。
Q. キーワードフィールドに英語と日本語は混ぜていいですか?
日本向けなら日本語を中心に、英語で検索されるブランド名や一般語があれば併記する形が現実的です。
まとめ
アプリ名・サブタイトル・キーワードフィールドの3カ所を、需要のある言葉で重複なく設計する。これがApp Storeの検索に強くなるASO対策の基本です。まずは主役のキーワード候補のボリュームを調べ、優先順位をつけるところから始めてみてください。
主役の語を見極めて3カ所に配置するのがASOの第一歩。候補キーワードのボリュームを調べる(AppLupe)
※App Storeのメタデータ仕様・文字数上限は2026年6月時点のものです。仕様は変更される場合があります。

















