App Storeでアプリを見つけてもらうには、ユーザーが実際にどんな言葉で検索しているか、つまり「検索ボリューム」を知ることが出発点になります。ここでは、アプリの検索ボリュームを無料で調べる手順と、その結果をASO(アプリストア最適化)に活かすコツを整理します。アプリの集客で「どのキーワードを狙えばいいか分からない」と迷っている方に向けた内容です。
結論から言うと、検索ボリューム調べは次の流れで進めると迷いません。
- 検索ボリューム=そのキーワードがApp Storeでどれだけ検索されているかの目安
- iOSアプリは「検索」経由のダウンロードが大きな割合を占めるため、狙うキーワード選びが集客を左右する
- 無料ツールにキーワードを入れれば、人気度の目安をその場で確認できる
- 「ボリュームが一定あり、かつ競合が弱い」キーワードを見つけるのが基本戦略
アプリの検索ボリュームとは?
検索ボリュームとは、App Store内であるキーワードがどれくらい検索されているかを示す指標です。Appleは正確な検索回数を公開していないため、各ツールはApple Search Adsの検索人気度などをもとに、相対的な人気度(0〜100程度のスコアや推定値)として表示します。
たとえば「ダイエット」のような言葉は人気度が高く、「カロリー 記録」のように具体的になるほど人気度は下がりますが、その分ライバルも少なくなります。この強弱を数値で把握できるのが検索ボリューム調査の価値です。
検索ボリュームを調べると何が分かるのか
検索ボリュームが分かると、アプリ名・サブタイトル・キーワードフィールドにどの言葉を入れるべきかの優先順位が決まります。需要のない言葉をいくら詰め込んでも流入は増えないため、ここを外すとASOの努力が空回りしてしまいます。
- アプリ名やサブタイトルに入れる「主役のキーワード」を決められる
- 競合が見落としている「狙い目の言葉」を発見できる
- 季節やトレンドで需要が動く語を先回りして仕込める
人気度が高い言葉ほど大手アプリがひしめく激戦区です。ボリュームだけで飛びつかず、上位に並ぶアプリの強さ(レビュー数など)もあわせて見ましょう。
アプリの検索ボリュームを調べる手順
ここでは無料で使えるキーワードツール「アップルーペ(AppLupe)」を例に、調べ方を3ステップで紹介します。所要時間は1分ほどです。
- キーワードを入力する:調べたい言葉(例「家計簿」)をキーワード検索欄に入れます。
- 人気度(ボリュームの目安)を確認する:入力した語の検索人気度が実数で表示されます。データの少ない小さな語も推定値で補われます。
- 関連語の一覧を見る:同時に表示される関連キーワードと、それぞれのボリュームを比べ、需要のある言葉を拾います。
無料でできること・有料でできること
多くのキーワードツールは、基本機能を無料で開放し、無制限利用や高度な分析を有料にしています。アップルーペの場合は次のような切り分けです。
| 区分 | できること |
|---|---|
| 無料 | キーワード検索・関連語のボリューム確認(1日の回数に上限あり) |
| 有料 | 検索無制限、狙い目さがし・競合比較・順位トラッキングなどの全機能 |
まずは無料の範囲で「どのキーワードを狙うか」のあたりをつけ、本格的に運用するタイミングで有料を検討する流れが無駄になりません。
調べた検索ボリュームをASOに活かすコツ
数値を見るだけで終わらせず、メタデータ(アプリ名・サブタイトル・キーワードフィールド)に落とし込んで初めて効果が出ます。
- 主役の語はアプリ名かサブタイトルへ:ボリュームが大きく自社と関連が深い語を最前面に置く
- 中ボリュームの語はキーワードフィールドへ:100字の枠を、需要のある語で重複なく埋める
- 競合が弱い語を優先:同じボリュームなら、上位アプリのレビュー数が少ない語の方が上がりやすい
よくある質問
Q. App Storeの検索ボリュームは正確な数字が分かりますか?
Appleは正確な検索回数を公開していません。ツールが示すのは人気度をもとにした相対的な目安です。絶対数ではなく「強い・弱い」の比較材料として使うのが正しい向き合い方です。
Q. Androidアプリの検索ボリュームも調べられますか?
Google Playには検索人気度の公式データがなく、ボリュームの推定は主にApp Store(iOS)が対象です。Play側は順位のトラッキングで状況を把握する形が現実的です。
Q. 調べた語はどれくらいの頻度で見直すべきですか?
人気度は数日〜週単位で変動します。アプリ名の改定や新機能の追加など、メタデータを更新するタイミングで合わせて見直すと十分です。
まとめ
アプリの検索ボリュームは、ASOの精度を一段引き上げる土台になります。無料ツールでキーワードの人気度を確認し、需要があり競合が弱い語をメタデータに反映する。この流れを習慣にするだけで、検索からの流入は着実に変わってきます。まずは自分のアプリのジャンル名を一つ調べてみるところから始めてみてください。
需要×競合の弱さでキーワードを選び、メタデータに落とし込むのがASOの基本。キーワードのボリュームを調べる(AppLupe)
※検索人気度はApp Store(日本)を基準とした目安で、数値は時期により変動します。情報は2026年6月時点のものです。

















