三菱UFJ銀行アプリとは?機種変更前に知っておきたい基本情報
スマートフォンの機種変更は、新しい端末を手にするワクワク感がある一方で、各種アプリの引き継ぎ作業が必要になります。中でも銀行アプリの引き継ぎは、セキュリティの観点から特に慎重に行いたいものです。
三菱UFJ銀行が提供する公式アプリ「三菱UFJ銀行」は、残高照会、入出金明細の確認、振込・振替、定期預金の管理など、日常的な銀行取引をスマートフォンから手軽に行えるアプリです。インターネットバンキングサービス「三菱UFJダイレクト」の機能をスマートフォンに最適化した形で利用できるため、多くの方が日常的に活用しているのではないでしょうか。
このアプリでは、生体認証(指紋認証・顔認証)によるログインや、振込時のセキュリティを高めるワンタイムパスワード機能など、安全性を高めるための仕組みが充実しています。しかし、これらのセキュリティ機能は端末固有の情報と紐づいているため、機種変更の際にはそれぞれ再登録の手続きが必要になります。
この記事では、三菱UFJ銀行アプリを利用している方がスマートフォンを機種変更する際に必要な手続きの全体像と、具体的なステップ、そして忘れがちな注意点までを詳しく解説します。
機種変更前にやっておくべき事前準備
スムーズに新しい端末へ移行するためには、機種変更する前の段階での準備が非常に重要です。ここでは、機種変更前に確認・対応しておきたいポイントを整理します。
登録済みの電話番号を確認する
三菱UFJ銀行に届け出ている電話番号が、現在も通話可能な番号であるかを必ず確認しておきましょう。機種変更後にワンタイムパスワードの再登録を行う際、銀行からの自動音声による本人確認の電話を受ける必要があるケースがあります。もし届出済みの電話番号が古い番号のままだった場合、本人確認が完了できず、手続きが進まなくなってしまいます。
電話番号に変更がある場合は、機種変更の前に三菱UFJダイレクトから変更手続きを済ませておくことをおすすめします。これを怠ると、後からの対応が大幅に面倒になる場合があります。
ログインIDとパスワードを確認する
新しい端末でアプリにログインするには、ご契約番号(またはログインID)とログインパスワードが必要です。これらの情報は新端末で改めて入力する必要があるため、忘れてしまっている場合は事前に確認しておきましょう。
パスワードがわからなくなった場合は、三菱UFJダイレクトの「ログインヘルプ」から再設定が可能です。機種変更の直前に慌てて確認するのではなく、余裕をもって事前に確認しておくのが安心です。
Eメールアドレスの確認
三菱UFJダイレクトに登録しているEメールアドレスも併せて確認しておきましょう。機種変更に伴いメールアドレスが変わる場合は、変更手続きが必要になります。重要な通知や取引確認メールを受け取れなくなると、セキュリティ上の問題にもつながりかねません。
現在利用中のセキュリティ機能を把握する
自分が現在どのセキュリティ機能を使っているか、事前にチェックしておきましょう。機種変更後に再設定が必要な主な機能は以下のとおりです。
- ワンタイムパスワード(アプリ版)
- 生体認証(指紋認証・顔認証)
- MUFGあんしんパス
これらをすべて使っている方は、それぞれ個別に再登録の手続きが必要です。
機種変更後の手続き①:アプリのインストールとログイン
新しいスマートフォンを手に入れたら、まずは三菱UFJ銀行アプリをインストールしましょう。
アプリのダウンロード
iPhoneの場合はApp Store、Androidの場合はGoogle Playから「三菱UFJ銀行」と検索し、公式アプリをダウンロードします。類似名の非公式アプリには注意し、必ず三菱UFJ銀行が提供元になっていることを確認してからインストールしましょう。
ログインの方法
アプリを起動したら、ご契約番号(またはログインID)とログインパスワードを使ってログインします。機種変更前に使っていたのと同じ認証情報でログインできますので、特別な引き継ぎコードなどは不要です。
ただし、この時点ではまだ生体認証やワンタイムパスワードは利用できない状態です。これらは次のステップで再登録していきます。
機種変更後の手続き②:ワンタイムパスワードの再登録
三菱UFJ銀行アプリでワンタイムパスワードを利用していた方は、機種変更後に必ず再登録が必要です。ワンタイムパスワードは振込などの重要な取引時に使用するセキュリティ機能であり、再登録しないと振込ができなくなる場合があります。
ワンタイムパスワード再登録の手順
新しい端末でワンタイムパスワードを再登録する基本的な流れは以下のとおりです。
- 三菱UFJ銀行アプリにログインする
- 画面下部の「マイページ」をタップ
- 「生体認証・ワンタイムパスワード」を選択
- 「ワンタイムパスワードの利用登録」をタップ
- 本人確認の方法を選択して手続きを進める
本人確認の方法は3種類
ワンタイムパスワードの再登録時には、本人確認が求められます。以下の3つの方法から選択できます。
1. 本人確認書類のICチップ読み取り
マイナンバーカードまたは運転免許証のICチップをスマートフォンで読み取ることで本人確認を行います。対応端末であれば、カードをスマートフォンにかざすだけなので、最も手軽で迅速な方法です。
2. 電話による本人確認
銀行に届け出ている電話番号に自動音声の電話がかかってきます。音声ガイダンスに従って操作することで本人確認が完了します。事前に届出電話番号が通話可能かどうか確認しておくことが大切です。
3. ハガキによる本人確認
登録住所に転送不要の郵便物(ハガキ)が届きます。ハガキに記載された情報を入力して本人確認を完了させます。郵送のため数日かかるため、急ぎの取引がある場合は他の方法を選択する方がよいでしょう。
機種変更後の手続き③:生体認証の再登録
機種変更前に指紋認証や顔認証(Face ID / Touch ID)を使ってアプリにログインしていた方は、新しい端末でも生体認証の再登録が必要です。
生体認証の再登録手順
生体認証の再登録はとてもシンプルです。
- 三菱UFJ銀行アプリにご契約番号とパスワードでログイン
- 画面下部の「マイページ」をタップ
- 「生体認証・ワンタイムパスワード」を選択
- 「生体認証の登録・解除」から登録手続きを行う
新しい端末に登録済みの指紋情報や顔情報が、アプリとの紐づけに使用されます。端末側であらかじめ生体情報(指紋や顔)を登録しておくと、スムーズに手続きが進みます。
生体認証を登録しておくと、毎回パスワードを入力する手間がなくなり、素早く安全にログインできるため、ぜひ再登録しておくことをおすすめします。
機種変更後の手続き④:MUFGあんしんパスの再登録
MUFGあんしんパスは、スマートフォンを使った追加の認証機能です。取引時にスマートフォンへ確認通知が届き、承認操作を行うことで不正取引を防ぐ仕組みになっています。
この機能を利用中の方も、機種変更後には再登録が必要です。再登録は、アプリのマイページ内にある該当メニューから行えます。手続きの流れはワンタイムパスワードや生体認証と同様に、アプリにログインしたうえで設定画面から進めることができます。
よくあるトラブルと対処法
機種変更時に起こりがちなトラブルとその対処法をまとめました。事前に把握しておくことで、万が一の際にも落ち着いて対応できます。
旧端末が手元にない場合
故障や紛失などで機種変更前の端末が手元にない場合でも、新しい端末からワンタイムパスワードの再登録は可能です。ただし、届出電話番号への自動音声による本人確認が必要になるケースが多いため、電話番号が通話可能な状態であることが前提条件となります。
電話番号も変わってしまっている場合は、銀行窓口での手続きが必要になることがあります。本人確認書類を持って最寄りの支店に足を運びましょう。
ワンタイムパスワードの再登録ができない
再登録がうまくいかない場合、以下の点を確認してみてください。
- 届出電話番号が現在通話可能な番号か
- ログインに使用している契約番号やパスワードが正しいか
- アプリが最新バージョンにアップデートされているか
- スマートフォンのOSバージョンがアプリの動作要件を満たしているか
それでも解決しない場合は、三菱UFJ銀行のコールセンターに問い合わせるか、最寄りの店舗に相談しましょう。
生体認証がうまく登録できない
生体認証の登録でエラーが出る場合は、まず端末の設定画面で生体情報(指紋・顔)が正しく登録されているかを確認してください。端末側の生体情報が登録されていない状態では、アプリでの生体認証設定はできません。
海外で機種変更した場合
ワンタイムパスワード(アプリ版)は日本国内での利用に限定されています。海外で機種変更を行った場合、アプリのダウンロードやワンタイムパスワードの再登録ができないことがあります。海外赴任や長期旅行の予定がある方は、出国前に機種変更の手続きを済ませておくことをおすすめします。
三菱UFJ銀行アプリの主な便利機能をおさらい
機種変更の手続きが完了したら、改めて三菱UFJ銀行アプリの便利な機能を活用しましょう。ここでは主要な機能をご紹介します。
残高照会・入出金明細
アプリを開くだけで口座残高をすぐに確認できます。「明細を見る」ボタンをタップすれば入出金明細も表示されるので、家計管理にも役立ちます。24時間365日いつでも確認できる点も大きなメリットです。
振込・振替
アプリから手軽に振込ができます。三菱UFJ銀行あての振込は手数料がいつでも0円なので、同行間の送金が多い方には特に便利です。一度に最大30件の振込をまとめて実行できる機能や、45営業日先までの予約機能もあり、給与振込や家賃の支払いといった定期的な取引も効率よく管理できます。
生体認証によるかんたんログイン
Touch IDやFace IDに対応しており、指紋や顔でスムーズにログインできます。パスワードを毎回入力する手間がなく、セキュリティも確保されるため、利便性と安全性を両立できる機能です。
ワンタイムパスワードによる安全な取引
振込や各種設定変更時に、その都度発行されるワンタイムパスワードで取引を承認します。パスワードは一度限りの使い捨てで、万が一第三者に知られても再利用できないため、高いセキュリティが保たれます。
定期預金・外貨預金の管理
円預金だけでなく、外貨預金の残高確認や取引もアプリ上で完結します。為替レートの確認からそのまま取引に進めるため、タイミングを逃さず運用できるのが魅力です。
機種変更をスムーズに進めるためのチェックリスト
最後に、三菱UFJ銀行アプリの機種変更時に必要な手続きをチェックリスト形式でまとめます。一つずつ確認しながら進めれば、漏れなく手続きが完了できます。
機種変更前
- 三菱UFJ銀行に届け出ている電話番号が通話可能か確認
- ご契約番号(ログインID)とパスワードを確認・控えておく
- 登録済みのEメールアドレスを確認
- 現在利用中のセキュリティ機能(ワンタイムパスワード・生体認証・あんしんパス)を把握
- 電話番号やメールアドレスに変更がある場合は事前に変更手続きを実施
機種変更後
- 新端末に三菱UFJ銀行アプリをダウンロード
- ご契約番号とパスワードでログイン
- ワンタイムパスワードの再登録(本人確認あり)
- 生体認証の再登録
- MUFGあんしんパスの再登録(利用中の方のみ)
- 振込などの取引が正常にできるかテスト
まとめ
三菱UFJ銀行アプリの機種変更手続きは、事前準備をしっかり行えばスムーズに完了できます。最も大切なのは、機種変更前に届出電話番号の確認とログイン情報の控えを済ませておくことです。機種変更後は、アプリのインストール→ログイン→ワンタイムパスワードの再登録→生体認証の再登録、という順番で進めていけば問題ありません。手続きを忘れてしまうと振込などの重要な取引ができなくなるケースもあるため、機種変更のタイミングで確実に対応しておきましょう。
三菱UFJ銀行アプリの機種変更ガイド|引き継ぎ手順と注意点を徹底解説をまとめました
三菱UFJ銀行アプリは、残高照会や振込など日々の銀行取引をスマートフォンで完結できる便利なアプリです。機種変更の際には、ワンタイムパスワード・生体認証・MUFGあんしんパスといったセキュリティ機能の再登録が必要になりますが、アプリのマイページから手順に沿って進めるだけなので難しい操作はありません。事前に届出電話番号やログイン情報を確認しておくこと、本人確認にはICチップ読み取り・電話・ハガキの3つの方法があることを覚えておけば、安心して新しいスマートフォンに移行できます。ぜひこの記事を参考に、スムーズな機種変更を実現してください。












