ニュースの要約
- 流域地図に全国の小学校を表示する機能を追加
- 自然災害伝承碑や名水百選を表示する機能を追加
- 流域地図の活用や事業連携に関する問い合わせを受付中
概要
アウトドア事業を行う株式会社ヤマップは、日本全国の流域を網羅した3Dデジタル地図「YAMAP流域地図」において、「小学校」、「自然災害伝承碑」、「名水百選」を表示する機能を追加しました。
流域地図に小学校を表示する機能は、流域思考の提唱者である岸由二先生(慶應義塾大学名誉教授)が待望する機能でもあり、子どもたちが自分たちの暮らす流域を直感的に理解できるようになります。
また、「自然災害伝承碑」と「名水百選」の表示機能も追加されました。流域地図をベースに、過去の災害の教訓を未来につなぐとともに、地域の水環境の豊かさを可視化することで、流域全体での防災意識の向上や水資源の価値認識につなげることを目指しています。
今後は、水・土・大気、山・森・川・海などの自然資本を計測し、表示する機能の追加も検討しており、流域地図が単なる防災地図ではなく、「いのちの地図」へと進化することを目指しています。
編集部の感想
編集部のまとめ
ヤマップ:あなたの母校はどの流域?についてまとめました
今回のニュースは、ヤマップが提供する「YAMAP流域地図」に新しい機能が追加されたというものです。これまでは単なる防災地図としての側面が強かった流域地図ですが、今回の小学校、自然災害伝承碑、名水百選の表示機能追加により、より教育的な側面や水環境保全の視点が強化されたと言えるでしょう。
特に小学校の表示は、子どもたちが自分の暮らす地域の水の流れを理解するきっかけになるでしょう。また、自然災害伝承碑の表示は地域の防災意識を高める効果も期待できます。さらには、名水百選の表示は地域の水資源の価値を再発見する機会にもなりそうです。
今後、ヤマップが目指す「いのちの地図」への進化にも期待が高まります。自然環境の可視化が進めば、私たちの生活と自然との関係性をより深く理解することができるでしょう。様々な角度から自然との調和を模索する取り組みは、地球規模の課題解決につながることが期待されます。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000254.000011352.html