スマートフォンを使用していると、誤ってホーム画面からアプリを削除してしまうことがあります。しかし、ホーム画面から取り除いたアプリは、実はアンインストールされたわけではなく、別の場所に保存されています。本記事では、iPhoneとAndroidの両方のデバイスで、ホーム画面から取り除いたアプリを効率的に戻す方法をご紹介します。
ホーム画面から削除したアプリはどこに行くのか
多くのユーザーが誤解しているのが、ホーム画面からアプリを削除することとアプリをアンインストールすることの違いです。ホーム画面から取り除いたアプリは、デバイスから完全に削除されるわけではなく、別の場所に移動しているだけです。
iPhoneの場合、ホーム画面から削除されたアプリは「Appライブラリ」に保存されます。Appライブラリは、すべてのアプリを自動的にカテゴリ分けして管理する機能で、ホーム画面の最終ページをスワイプすることでアクセスできます。
一方、Androidデバイスの場合は、削除されたアプリは「アプリドロワー」(またはアプリ一覧)に保存されます。ホーム画面から下から上にスワイプすることで、このアプリドロワーを表示させることができます。
つまり、ホーム画面から取り除いたアプリを戻すには、これらの場所からアプリを探し出し、再度ホーム画面に追加するだけで済むのです。
Androidでホーム画面から取り除いたアプリを戻す方法
アプリドロワーから戻す基本的な手順
Androidデバイスでホーム画面から削除したアプリを戻すもっとも簡単な方法は、アプリドロワーを利用することです。以下の手順に従ってください。
ステップ1:アプリドロワーを開く
ホーム画面の下部から上方向にスワイプします。または、ホーム画面に表示されている「アプリ一覧」アイコンをタップしてもアプリドロワーを開くことができます。
ステップ2:アプリを探す
アプリドロワーが表示されたら、戻したいアプリを探します。アプリが多い場合は、アプリドロワーの上部にある検索バーを活用すると便利です。アプリ名を入力するだけで、目的のアプリをすぐに見つけることができます。
ステップ3:アプリをホーム画面に追加する
見つけたアプリを長押しします。すると、メニューが表示されます。このメニューから「ホームに追加」または「ホーム画面に追加」を選択してください。
ステップ4:配置位置を決定する
アプリを長押ししたまま、ホーム画面の任意の位置にドラッグ&ドロップします。複数のホーム画面ページがある場合は、スワイプして好みのページに配置することも可能です。
検索機能を活用した高速復元
Androidの検索機能は、ホーム画面から削除したアプリを素早く見つけるための強力なツールです。アプリドロワーの上部にある検索バーにアプリ名を入力すると、インストール済みのすべてのアプリから該当するものが表示されます。
この方法は、アプリの数が多い場合や、アプリの正確な名前を覚えている場合に特に有効です。検索結果から目的のアプリを長押しして「ホームに追加」を選択すれば、数秒でホーム画面に復元できます。
複数ページでの配置管理
Androidデバイスでは、ホーム画面を複数ページに分けて管理することができます。アプリをホーム画面に追加する際、長押ししたまま画面の端までドラッグすると、自動的に次のページに移動します。
このように複数ページを活用することで、カテゴリ別にアプリを整理することができます。例えば、ソーシャルメディアアプリを1ページ目に、ゲームアプリを2ページ目に配置するなど、自分の使用習慣に合わせた配置が可能です。
iPhoneでホーム画面から取り除いたアプリを戻す方法
Appライブラリからの復元手順
iPhoneでホーム画面から削除したアプリを戻すには、Appライブラリを活用するのが最も効率的です。Appライブラリは、iOS 14以降のすべてのiPhoneに搭載されている機能で、すべてのアプリを自動的にカテゴリ分けして管理します。
ステップ1:Appライブラリを開く
ホーム画面をこれ以上スワイプできないところまで右にスワイプします。すると、Appライブラリが表示されます。Appライブラリには、すべてのインストール済みアプリが「ソーシャルネットワーク」「仕事効率化」「ゲーム」などのカテゴリに自動的に分類されています。
ステップ2:アプリを検索する
Appライブラリの上部にある検索窓を使用して、戻したいアプリを検索します。アプリ名の一部を入力するだけで、該当するアプリが表示されます。
ステップ3:アプリをホーム画面に追加する
見つけたアプリのアイコンを長押しします。メニューが表示されたら、「ホーム画面に追加」を選択してください。
ステップ4:配置位置を確認する
アプリをホーム画面のどのページに追加するかを選択できます。希望するページを選んで「追加」をタップすれば、アプリがホーム画面に復元されます。
検索機能による迅速な復元
iPhoneの検索機能は、Appライブラリと連携して非常に強力です。ホーム画面の中央から下にスワイプして検索画面を開き、アプリ名を入力すると、Appライブラリ内のアプリが検索結果に表示されます。
この方法を使えば、Appライブラリを開く手間を省くことができます。検索結果からアプリをタップして長押しし、「ホーム画面に追加」を選択するだけで復元が完了します。
非表示アプリの再表示
iPhoneでは、アプリを単に削除するのではなく、「非表示」にすることもできます。非表示にされたアプリは、ホーム画面には表示されませんが、Appライブラリには残っています。
非表示にされたアプリを再度表示させるには、Appライブラリで該当するアプリを長押しし、「ホーム画面に追加」を選択します。これにより、アプリが再びホーム画面に表示されるようになります。
ホーム画面のレイアウトをリセットする方法
アプリを探しても見つからない場合や、ホーム画面の配置が大きく乱れてしまった場合は、ホーム画面のレイアウトをリセットすることで、すべてのアプリをホーム画面に戻すことができます。
iPhoneでのリセット手順
iPhoneでホーム画面のレイアウトをリセットするには、以下の手順に従ってください。
「設定」アプリを開き、「一般」をタップします。次に、画面下部の「リセット」をタップしてください。リセットオプションが表示されたら、「ホーム画面のレイアウトをリセット」を選択します。
このリセット機能を実行すると、ホーム画面のすべてのアプリが初期状態に戻ります。つまり、自分で作成したフォルダは削除されますが、iPhoneに付属のアプリとダウンロードしたすべてのアプリがホーム画面に表示されるようになります。
ただし、このリセット機能はホーム画面の配置を大きく変更するため、どうしてもアプリが見つからない場合の最終手段として使用することをお勧めします。
アプリの復元に役立つ追加機能
ウィジェット機能の活用
ホーム画面からアプリを削除した場合、ウィジェット機能を使用することで、アプリを開かずに情報を表示させることができます。
Androidでは、ホーム画面を長押しして「ウィジェット追加」を選択し、表示したいアプリのウィジェットを追加できます。iPhoneでも同様に、ホーム画面を長押しして「+」アイコンをタップし、ウィジェットを検索して追加することができます。
例えば、メモアプリやカレンダーアプリ、ToDoアプリなどは、ウィジェット表示することで、アプリを開かずに直接情報を確認・編集できるため、非常に便利です。
音声アシスタントによる起動
ホーム画面からアプリを削除した場合でも、音声アシスタント機能を使用してアプリを起動することができます。
iPhoneの場合は「Hey Siri、〇〇を開いて」と話しかけることで、Siriがアプリを起動します。Androidの場合は「OK Google、〇〇を開いて」と話しかけることで、Googleアシスタントがアプリを起動します。
この方法を使えば、ホーム画面に戻さなくても、音声コマンドだけでアプリにアクセスできるため、手間をかけずにアプリを利用することができます。
アプリが完全に削除された場合の対処法
Google Playストアからの再インストール
ホーム画面から削除したアプリが見つからない場合、アプリが完全にアンインストールされている可能性があります。その場合は、Google Playストアから再度インストールする必要があります。
Google Playストアを開き、画面右上のプロフィールアイコンをタップします。次に「アプリとデバイスの管理」をタップし、「管理」タブを選択してください。
「インストール済み」タブでは、現在インストールされているアプリが表示されます。一方、「未インストール」タブを選択すると、過去にインストールしたが現在は削除されているアプリの一覧が表示されます。
この一覧から、再度インストールしたいアプリを見つけて、「インストール」ボタンをタップすれば、アプリが再度インストールされます。
App Storeからの再インストール
iPhoneでアプリが完全に削除された場合は、App Storeから再度ダウンロードする必要があります。Appライブラリで見つけたアプリのアイコンの右側に表示されている「雲マーク」をタップすることで、アプリを再度ダウンロードできます。
このマークは、過去にダウンロードしたが現在はデバイスに保存されていないアプリに表示されます。タップするだけで、アプリが自動的にダウンロードされ、ホーム画面に追加されます。
アプリデータの復元方法
アプリを削除した場合、アプリ内のデータも一緒に削除されることがあります。重要なデータが含まれていた場合は、専用のデータ復元ツールを使用することで、削除されたデータを復元できる可能性があります。
データ復元ツールを使用する場合は、スマートフォンをUSBケーブルでコンピュータに接続し、ガイドに従ってUSBデバッグを有効にします。その後、復元したいファイルの種類を選択して、スキャンを開始してください。
スキャンが完了すると、復元可能なデータがプレビュー表示されます。復元したいデータを選択して「復元」をクリックすれば、データが復元されます。
ホーム画面管理のベストプラクティス
定期的な整理と確認
ホーム画面からアプリを誤って削除することを防ぐために、定期的にホーム画面を整理し、必要なアプリが正しく配置されているか確認することが重要です。
使用頻度の低いアプリは、Appライブラリやアプリドロワーに保存しておき、ホーム画面には頻繁に使用するアプリのみを配置することで、ホーム画面をすっきりと保つことができます。
フォルダを活用した整理
ホーム画面に多くのアプリを配置する場合は、フォルダ機能を活用してアプリをカテゴリ分けすることをお勧めします。
iPhoneでは、アプリを長押しして別のアプリの上にドラッグすることで、自動的にフォルダが作成されます。Androidでも同様に、アプリをドラッグして別のアプリの上に重ねることで、フォルダを作成できます。
フォルダを活用することで、ホーム画面をより効率的に管理でき、必要なアプリを素早く見つけることができます。
バックアップの重要性
ホーム画面の配置やアプリのデータを保護するために、定期的にバックアップを取ることが重要です。
iPhoneの場合は、iCloudを使用して自動的にバックアップを取ることができます。Androidの場合は、Googleアカウントを使用してバックアップを取ることができます。
バックアップを取ることで、デバイスを紛失したり、アプリを誤って削除したりした場合でも、以前の状態を復元することができます。
まとめ
ホーム画面から取り除いたアプリを戻すことは、思ったよりも簡単です。Androidではアプリドロワーから、iPhoneではAppライブラリから、削除したアプリを見つけて再度ホーム画面に追加するだけで済みます。検索機能を活用すれば、さらに迅速にアプリを復元できます。万が一アプリが見つからない場合は、ホーム画面のレイアウトをリセットするか、Google PlayストアやApp Storeから再度インストールすることで対応できます。また、ウィジェット機能や音声アシスタント機能を活用することで、ホーム画面に戻さなくてもアプリにアクセスする方法もあります。定期的にホーム画面を整理し、バックアップを取ることで、アプリの誤削除を防ぎ、デバイスを効率的に管理することができます。
ホーム画面から消えたアプリを簡単に戻す方法【iPhone・Android対応】をまとめました
スマートフォンのホーム画面からアプリを削除してしまった場合、本記事で紹介した方法を参考にして、簡単にアプリを復元することができます。Androidユーザーはアプリドロワーの検索機能を活用し、iPhoneユーザーはAppライブラリから目的のアプリを探すことで、数秒でホーム画面にアプリを戻すことができます。また、ウィジェット機能や音声アシスタント機能など、アプリを復元する以外の方法も存在します。これらの機能を組み合わせることで、より効率的にスマートフォンを使用することができるようになります。定期的なホーム画面の整理とバックアップの実施により、今後のアプリ管理がより簡単になるでしょう。













