島根県は、1300年前の歴史的な古文書『出雲国風土記』の写本画像を新たにインターネットで公開しました。今回公開されたのは、高野宮本という貴重な写本で、研究者だけでなく一般の方も手軽にアクセスできるようになりました。
ニュースの要旨
『出雲国風土記』は奈良時代に作成された古代出雲地方の地誌で、複数の写本が伝えられています。島根県が所有または許可を得た写本の画像を30年にわたり収集し、順次インターネット上で公開中。今回、特に江戸時代前期の延宝5年(1677年)に奥書がある高野宮本の画像を新たに公開し、史料研究のさらなる進展が期待されています。

本文
『出雲国風土記』は、奈良時代の地理や伝承をまとめた非常に貴重な文献です。写本はいくつか存在していますが、今回新たに公開された高野宮本は、江戸時代初期に書き写されたもので、特に島根郡の神社記録の脱落部分を補った重要な資料となっています。
島根県の古代文化センターは、全国に散らばる100点以上の風土記写本を調査し、画像収集に尽力してきました。こうした資料をインターネットで公開することで、風土記に関する研究や一般の歴史愛好家による学びの場が広がることが期待されます。
高野宮本は、朱墨で多数の書き込みが確認でき、当時の写本制作状況や後の補筆の様子をうかがい知ることができる魅力的な資料です。これからも写本のオンライン公開は継続されるとのことなので、古代日本の文化や歴史に興味がある方には絶好のコンテンツと言えるでしょう。
詳細情報
- 公開ページ:https://www.pref.shimane.lg.jp/bunkazai/kodai/library/database/fudoki/
- 公開開始日:令和7年1月29日(水)
- 公開する写本:『出雲国風土記』高野宮本
- 写本の特徴:
- 内神社所有、島根県立古代出雲歴史博物館寄託
- 江戸時代前期・延宝5年(1677年)の奥書あり
- 島根郡の神社記載の補填がされている
- 朱墨による書き込み多数
まとめ
今回の公開により、『出雲国風土記』という日本の古代史を知るうえで欠かせない文献が、誰もが手軽にオンラインで閲覧できる環境が整いました。歴史好きだけでなく、研究者や文化財に興味のある方々にとっては、新たな研究の扉が開く期待のニュースです。ぜひこの機会に公式ページを訪れて、古の文字や装飾をご覧になってみてください。
【島根県】 『出雲国風土記』の写本画像を新たに公開しました! by PR TIMESをまとめました
島根県は長年にわたり古代写本を調査・撮影し、インターネットで公開を続けています。今回の高野宮本の発信により、1300年以上前の貴重な地誌『出雲国風土記』の姿をより身近に体験できるようになりました。古文書ファンや歴史研究を始めたい方におすすめのニュースです。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000885.000036130.html













