トグルホールディングス株式会社が総額38.3億円のシリーズB資金調達を完了し、不動産業界のデジタル変革に大きく踏み出しました。AI技術を活用した独自の土地評価テクノロジーを軸に、不動産開発の効率化と透明性向上を目指す同社の最新動向をお届けします。
ニュースの要旨
トグルホールディングスは、日本郵政キャピタルや複数の投資ファンドからの第三者割当増資で約15億円を調達し、シリーズBの累計調達額を38.3億円に到達させました。調達資金はAIを活用した不動産の土地評価テクノロジーのさらなる開発と組織強化に使われます。これにより、不動産開発の効率化や投資透明性の向上、そして不動産業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を加速させる狙いです。
本文
日本には約280兆円規模の投資用不動産が存在する一方で、土地の価値評価が困難なために有効活用されていない資産も数多くあります。特に小規模な土地では調査コストが回収できず、情報のデジタル化が遅れていました。こうした投資不動産業界の課題解決を目指し、トグルはAI技術を駆使した土地価値算出の革新的テクノロジーを開発しました。
土地の基本情報を入力するだけで、都市計画や条例を踏まえた最大規模の建物データを自動生成。また、周辺エリアの成約事例や路線価情報も自動で収集し、土地の潜在力をデータ化します。この技術はグループ会社の不動産デベロッパー・フジケン社の開発業務にも導入され、用地取得効率は従来の14倍、売上は99億円超を記録しています。
さらにトグルは不動産クラウドファンディングや投資事業を展開し、金融の仕組みと不動産を融合させることで、より透明性の高い不動産流通の促進に取り組んでいます。同社のミッションは「すべてのまちと、まちをつくる人たちのために」 — 不動産、建築、金融の領域を横断したデジタルインフラ構築を目指しています。
詳細情報
今回のシリーズBセカンドクローズの出資者には、日本郵政キャピタル、ALL STAR SAAS FUND、BRICKS FUND TOKYO(三菱地所/CVC)、その他複数の投資家が名を連ねています。また、武蔵野銀行と北國銀行からの当座貸越枠による融資も含まれています。
投資家からのコメントでは、日本郵政キャピタル井形氏やALL STAR SAAS FUNDの前田氏・湊氏、BRICKS FUND TOKYOの橋本氏・堀部氏らがトグルの革新的なテクノロジーと事業モデルを高く評価。用地取得プロセスの効率化やデジタル化推進が不動産業界に大きな変革をもたらすと期待を寄せています。
まとめ
トグルホールディングスは、AIを駆使した土地評価システムを中心に、不動産開発から投資まで包括的に革新し続けています。今回のシリーズB資金調達で強化される開発力と組織体制は、不動産業界の非効率な商流・情報の非対称性を解消し、業界全体のDX推進に寄与するでしょう。まちづくりに関わるあらゆるステークホルダーにとって注目の存在であり続けそうです。
【トグルホールディングス株式会社】 トグルホールディングス、総額38.3億円のシリーズB資金調達を完了 by PR TIMESをまとめました
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000097866.html













