ニュースの要約
- ケラリーノ・サンドロヴィッチと緒川たまきによるユニット「ケムリ研究室」が2020年に上演した作品『ベイジルタウンの女神』を再演
- 新キャストの参加や新演出で制作されたこの作品が東京公演を開幕し、ライブ配信も決定
- 東京公演は5月18日まで、その後兵庫、久留米、豊橋、新潟と全国各地での公演も予定されている
概要
ケラリーノ・サンドロヴィッチと緒川たまきによるユニット「ケムリ研究室」が、2020年に上演した作品『ベイジルタウンの女神』を、一部新キャストを迎え、新演出も加えて再演することになった。
物語の主な舞台は、貧民街のベイジルタウン。大企業ロイド社の社長であるマーガレットの目下の狙いは、ベイジルタウンの再開発だ。以前ロイド家で小間使いをしていた過去を持つタチアナは、マーガレットに”正体を明かさずに1カ月間無一文でベイジルタウンで暮らせたら土地を譲る”という賭けを提案する。賭けに乗ったマーガレットは会社経営をハットンに任せ、単身ベイジルタウンへと向かう。そこには王様とハムというあだ名の兄妹など個性豊かな乞食たちが貧しく汚くとも、楽しく賑やかに暮らしていた。
役者たちが自らの身体を駆使するステージングで効果的に魅せる場面転換は初演と同様だが、それに加え各キャストの特長をデフォルメしたカートゥーンアニメの映像を多用し、舞台装置や可動式のパネルに映したキャラクターの動きと役者本人とが絶妙なタイミングで交錯するなど、総合芸術として他に類を見ない舞台へとパワーアップしている。
東京公演は5月18日まで。その後、5月22日(木)~25日(日)兵庫公演、5月29日(木)~30日(金)久留米公演、6月6日(金)~8日(日)豊橋公演、6月14日(土)~15日(日)新潟公演と続く。中止回の振替公演は残念ながら無いが、注釈付席や立見席などの追加チケットはチケットぴあにて販売中。東京公演の当日券は毎公演開演1時間前より販売される。
編集部の感想
編集部のまとめ
ケムリ研究室no.4『ベイジルタウンの女神』:【株式会社キューブ】 ケラリーノ・サンドロヴィッチ×緒川たまきのユニットが東京公演開幕!ライブ配信も決定!についてまとめました
ケラリーノ・サンドロヴィッチと緒川たまきによるユニット「ケムリ研究室」が2020年に上演した作品『ベイジルタウンの女神』が、遂に新演出・新キャストで再演されることとなりました。
作品の舞台となるベイジルタウンに住む個性あふれる人々と、大企業の再開発の狙いが交錯する物語は、ロマンティック・コメディとしての要素を持ちつつ、社会派ドラマのような側面もあり、非常に魅力的なものとなっているようです。また、役者による身体表現と先進的な演出が組み合わされ、総合芸術的な仕上がりになっているのも大きな見どころのようです。
劇場公演に加えて、5月14日にはライブ配信も実施されるため、遠方の方でも作品を鑑賞できるのは嬉しいニュースです。豪華な出演陣による演技や、ケラリーノ・サンドロヴィッチ作・演出による作品世界を堪能したい方は、ぜひこの機会にチェックしてみてはいかがでしょうか。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000218.000046095.html