ニュースの要約
- 物だけでなく知恵も貸す-江戸のレンタルショップを舞台にした時代小説がリリース
- 主人公の店主・お庸は情に厚い一方で口が悪いキャラクターで、お客のトラブルを解決していく
- 絵草紙に描かれた隠金の謎や、店に忍び込む賊の正体など、痛快な謎解きが楽しめる作品
概要
株式会社大和書房は、2025年5月10日に『貸し物屋お庸謎解き帖 絵草紙と隠金』を発売します。
本作は、口は悪いが気性は真っ直ぐな娘店主・お庸が、店を訪れる事情を抱えたお客の悩みを解決していく時代小説です。
軽業を披露する旅回りの童が全財産を損料にして借りた物とは?
深夜の店に忍び込み、何も盗らずに出て行く賊の正体は?
絵草紙に描かれた隠金の言い伝えの虚実は?
庸の家に現れた赤子の化け物が家人を脅す目的は?
これらのお客の悩みを、お庸が知恵を絞って解決していく痛快な物語が描かれています。
作品は全4章で構成されており、「十六文の貸し物」「風鈴を三十」「絵草紙と隠金」「名残雪の別れ」の各話でファンタジーと時代小説の趣を感じられる内容になっています。
平谷美樹氏が手掛ける「貸し物屋お庸」シリーズの第6弾作品となります。
編集部の感想
江戸の庶民の生活を舞台に、トラブルを独特の手腕で解決していく娘店主のキャラクターがおもしろそう
絵草紙に隠された秘密や、店に忍び込む賊の正体など、謎解きの要素が魅力的
昔ながらの店の営みと人情味ある人物描写が読み応えありそう
編集部のまとめ
貸し物屋お庸謎解き帖:絵草紙と隠金――物だけでなく知恵も貸す、江戸のレンタルショップを舞台に痛快ほろりの謎捌き!についてまとめました
本作は、江戸時代の庶民の生活を舞台に、店主のお庸が顧客の抱える問題を独特の解決力で解決していく時代小説です。
お客が借りたものに隠された秘密や、店に忍び込む賊の正体など、謎解きの要素が魅力的だと感じました。
また、情に厚いが口は悪い店主・お庸のキャラクター描写や、昔ながらの店の営みが懐かしく感じられる作品だと思います。
江戸の庶民の生活を生き生きと描いた痛快な時代小説として、ファンタジーと歴史が融合した作品に仕上がっているようです。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000734.000033602.html