概要
登山・アウトドア事業を行う株式会社ヤマップが、2024年度のグッドデザイン賞において金賞(経済産業大臣賞)を受賞しました。
今回の受賞対象は「YAMAP 流域地図」で、「山・川・街・海を含めた大地の広がりである流域を、地図上で視覚化し、山を含めた自然資本の価値を分かりやすく伝えること」が評価されました。
流域全体を俯瞰的に捉えることで、治水対策などの防災減災への活用が期待されているほか、食料やエネルギーなど生活に欠かせないものの可視化にも役立つと考えられています。
今後は自治体や学校などとの連携を進め、流域という視点から地域課題の解決に貢献していく予定とのことです。
編集部のまとめ
YAMAP:YAMAP流域地図が2024年度「グッドデザイン賞・金賞」を受賞についてまとめました
YAMAP流域地図は、従来の行政区分ではなく「流域」という視点で地域を捉え直したものです。
これまでデータ化されていなかった水域の情報を分かりやすく可視化し、自然と人間社会の関係性を俯瞰的に理解できるようにしたことが高く評価されました。
特に、治水対策や防災減災、教育分野での活用が期待されているのは興味深いポイントです。
豪雨災害の多発や、地域資源の持続可能な活用など、現代社会が直面する課題解決に貢献できる可能性を秘めた地図ツールとして注目を集めています。
今後の展開にも期待が高まりそうですね。
参照元: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000233.000011352.html