ニュースの要約
- 世界初、商業ビルのタイムシェアがブロックチェーンで実現
- デジタルツイン活用で、ビルへの集客が24時間・世界規模に拡大
- LEADトークンによって、商業施設のマーケティングをデジタル化
概要
ツバイスペースは、東京都内の商業ビルを、ブロックチェーンで日次賃貸契約するサービスを開始しました。
商業ビルのタイムシェア事業の特徴は、一日単位の賃貸契約(ブロックチェーン契約)、3Dでの内覧、24時間・世界規模での集客、外国語サポートなど、IoTやAI、ブロックチェーンなど最新のテクノロジーを活用した高度なサービスを提供しています。
また、この商業ビルのデジタルツインは「LEADプロジェクト」に組み込まれており、テナントマーケティングの精度とスピードを大幅に向上させる取り組みが行われています。国内の商業施設不動産市場は約69.7兆円、世界では約1000兆円の巨大市場を持つことから、この「デジタルツイン付きビル」が新たなスタンダードとなることが期待されています。
一方で、従来の商業ビルには耐震性の強化や再建築の必要性、IoT・AI・ブロックチェーンによる管理といった課題がありました。しかし、これらの課題を解決しつつ、3Dでの仮想空間とリンクさせることで、新時代の「スマートビル」として再定義・再価値化されつつあると説明されています。
編集部の感想
編集部のまとめ
商業ビルのタイムシェア:ブロックチェーンで日次賃貸契約を実現についてまとめました
今回の発表は、ブロックチェーンを活用した画期的な取り組みだと言えます。従来の商業ビルが抱えていた課題を解決しつつ、最新のテクノロジーを駆使して新しい価値を生み出そうとしています。特に、デジタルツインの活用によって、24時間・世界規模での集客が可能になるのは画期的です。また、LEADトークンを活用したマーケティングDXにより、テナントやオーナーの収益性も向上するとのことで、win-winの関係が築けそうです。
今後、このような「デジタルツイン付きビル」が新たな標準となっていくことで、商業施設の価値が大きく高まっていくことが期待されます。ユーザー目線では、いつでも好きな時間に好きな場所の商業スペースを利用できるのは魅力的です。事業者目線でも、集客力の向上や運営の効率化など、さまざまなメリットが期待できそうです。
今後の展開にも注目が集まるでしょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000103.000029068.html