ニュースの要約
- 日本音楽著作権協会(JASRAC)の楽曲情報管理システム「KENDRIX」がSoneiumに対応
- すべての音楽クリエイターが「Creation Ecosystem」に参画できる世界を目指す
- KENDRIX利用者は2025年9月30日までに新たな利用規約に同意する必要がある
概要
日本音楽著作権協会(JASRAC)は、2025年4月15日に、ブロックチェーン技術を活用した楽曲情報管理システム「KENDRIX」のアップデートを行い、ブロックチェーンをSoneiumに移行しました。
これにより、従来のブロックチェーンに比べデータの耐改ざん性が向上し、存在証明機能の信頼性が高まります。また、Soneiumが掲げる「クリエイターのクリエイティビティの拡張やファンコミュニティへのエンゲージメント強化のサポート」という新たな価値提供の実現に向けた取り組みも強化されます。
なお、Soneiumへの移行後もKENDRIXは無料でご利用いただけます。既存ユーザーは2025年9月30日までに新たな利用規約と個人情報の利用目的に同意する必要があり、期日までに同意されなかった場合は従来のブロックチェーンの存在証明が削除されることが注意点となっています。
編集部の感想
編集部のまとめ
KENDRIX:日本音楽著作権協会(JASRAC)、楽曲情報管理システム「KENDRIX」がSoneiumに対応 -すべての音楽クリエイターが Creation Ecosystem に参画できる世界へ-についてまとめました
今回の発表により、JASRAC運営のKENDRIXがSoneiumへ移行することで、より信頼性の高い存在証明が可能になります。これにより、音楽クリエイターにとって権利関係の管理が簡便になり、適切な対価還元を受けられるようになることが期待されます。
また、Soneiumが掲げる「クリエイターのクリエイティビティの拡張やファンコミュニティへのエンゲージメント強化のサポート」を通じて、音楽クリエイターの活動をさらに支援していくことが示されています。これは音楽業界のイノベーションを推進するうえで重要な取り組みだと思われます。
ただし、既存ユーザーは2025年9月30日までに新たな利用規約と個人情報の利用目的に同意する必要があるため、期日までに手続きを行うことが不可欠です。この移行に関する周知を徹底し、クリエイターの利便性を損なわないよう配慮することが求められます。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000085.000071197.html