ニュースの要約
- 大阪・関西万博にて、視覚に頼らない没入体験型の展示「SENSPHERE 知覚の境界をほどく旅」が開催される。
- Mixed Realityプラットフォーム「Auris」を活用し、視覚障がいのある人も含むすべての人が楽しめる体験を提供する。
- 大阪工業大学の学生も参加し、「Auris」を活用したコンテンツ制作に取り組んでいる。
概要
株式会社GATARIは、大阪・関西万博のギャラリーWESTで開催される「点字考案200年 視覚障害者の世界を体験する」内に、体験型の展示イベント「SENSPHERE 知覚の境界をほどく旅」をプロデュースしました。
SENSPHERE(センスフィア)は、視覚や聴覚に特性のある方も含むすべての人が安心して楽しめる体験を提供するインクルーシブ体験支援システムです。本展示では、目を覆い視覚情報を遮断した状態で洞窟のような空間を進みながら、聴覚や触覚などの感覚を通して環境を感じ取る体験ができます。
この取り組みの背景には、GATARI独自のMixed Realityプラットフォーム「Auris」を活用し、人の感覚器官を通してどのように環境を認識しているのかを理解し、その感じ方を変えることで現実空間をより豊かなものにしていくという理念があります。
今回の展示では、大阪工業大学の情報メディア学科マルチメディア応用研究室の学生も参加し、「Auris」を使ったコンテンツ制作に取り組んでいます。GATARIは今後も、企業、団体、教育機関などとのコラボレーションを通じて、さまざまな取り組みを進めていく予定です。
編集部の感想
編集部のまとめ
【SENSPHERE】 大阪・関西万博にて視覚に頼らない没入体験型展示「SENSPHERE 知覚の境界をほどく旅」を開催!についてまとめました
今回の「SENSPHERE 知覚の境界をほどく旅」は、視覚に頼らない体験を通して、人の感覚器官の働きと知覚の限界を体感できる興味深い企画です。GATARIが提案するMixed Realityプラットフォーム「Auris」の可能性を感じさせる取り組みだと言えるでしょう。
特に、視覚障がいのある人にも配慮しつつ、健常者も新鮮な体験ができるのは良いポイントだと思います。学生とのコラボレーションも注目されます。
多様性を尊重し、誰もが楽しめる体験づくりを目指す姿勢は高く評価できます。今後の展開にも期待が高まります。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000068.000034007.html