ニュースの要約
- デジタル庁が防災分野のデータ連携基盤の実証実験にポケットサインが採択された
- ポケットサインアプリとデータ連携基盤の連携により、ワンスオンリーのサービス提供が実現可能に
- 避難支援者と要支援者の情報をデータ連携基盤と連携することで、要支援者の状況把握が可能に
概要
ポケットサイン株式会社は、政府が2024年6月に閣議決定したデジタル社会の実現に向けた重点計画に基づき、民間企業や地方公共団体などが提供する防災アプリ等の間でデータを相互に連携させる「防災分野のデータ連携基盤」の実証実験について、ポケットサインと株式会社三菱総合研究所による共同提案がデジタル庁により採択されたことを発表しました。
この実証実験では、ポケットサインアプリを通じて発行された統一的なIDをデータ連携基盤に接続することで、被災者が各種アプリを利用する際に入力する情報が重複することなく連携されるワンスオンリーの実現を目指します。また、ポケットサイン防災アプリの「大切な人を登録する機能」を活用し、要支援者と支援者に関する情報をデータ連携基盤と連携することで、支援者が自身が担当する要支援者と一緒に避難所へのチェックインを行えるようになる予定です。
編集部の感想
編集部のまとめ
ポケットサイン:デジタル庁が防災分野のデータ連携基盤に関する実証実験にポケットサインを採択についてまとめました
今回のニュースは、ポケットサイン株式会社がデジタル庁の「防災分野のデータ連携基盤の実証に関する調査研究」事業の企画競争に採択されたというものです。ポケットサインは、マイナンバーカードを活用した公的個人認証サービス(JPKI)を通じて発行した統一的なIDを活用し、様々な防災アプリ間でデータを連携させることで、被災者の負担を軽減するワンスオンリーのサービス提供を実現します。また、ポケットサイン防災アプリの機能を活用し、要支援者と支援者の情報をデータ連携基盤と連携することで、要支援者の状況把握が可能になる予定です。
今回の実証実験の採択は、ポケットサインのサービスが災害対応に有効活用されていくことを示しています。マイナンバーカードを活用した本人確認機能と、防災アプリ間のデータ連携により、被災者への迅速かつ適切な支援提供が期待できます。また、要支援者の状況把握機能の実現は、きめ細かな支援体制の整備にも貢献するでしょう。今後の実証実験の結果に注目していきたいと思います。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000055.000110743.html