ニュースの要約
- この夏、よく食べている冷たい麺は1位「そうめん」、2位「中華麺」、3位「蕎麦」
- 3割がこの夏「そうめんを食べる頻度が増えた」と回答。理由は「猛暑」「調理の簡単さ」「米不足」など
- 約6割が「そうめんだけではボリューム不足」という悩みをスーパーの惣菜購入で解決。そうめんに最も合う惣菜は「天ぷら」
概要
生活者と社会の生活満足度向上に資する研究・発信を行うくふう生活者総合研究所(以下、くふう総研)は、生活者6,003名を対象に「そうめん」についての調査を実施しました。
猛暑で食が進まず、食事作りを負担に感じている人も多い2025年の夏。各家庭の食卓事情がうかがえる調査となりました。
調査の結果、この夏、よく食べている冷たい麺は1位「そうめん」(68.1%)、2位「中華麺」(48.0%)、3位「蕎麦」(44.2%)でした。また3割の人が、ここ数年と比べて今年「そうめんを食べる頻度が増えた」と回答。その理由は「猛暑だから」(76.7%)が圧倒的に多く、「調理が簡単だから」(49.6%)、「米が高いから」(35.0%)などでした。
一方で、そうめんだけでは物足りないという課題も。約6割の人がスーパーの惣菜を購入して補っており、そうめんに最も合うのは「天ぷら」(69.2%)でした。そのほか「和惣菜」(30.7%)、「唐揚げ」(27.5%)なども人気です。ボリュームアップのために「寿司」(18.4%)、「おにぎり」(14.1%)なども合わせられているようです。
編集部の感想
編集部のまとめ
くふう総研:猛暑、米不足で3割がこの夏「そうめん」を食べる頻度増!”物足りなさ”の悩みは約6割がスーパーの惣菜で解決についてまとめました
この調査からは、2025年の猛暑に直面した生活者の食卓事情がよくわかりました。
そうめんが夏の定番メニューとして浮上する一方で、単体だと物足りないという課題も見えてきました。しかし、スーパーの惣菜を巧みに活用することで、栄養バランスや満足感のある食事を実現できているようです。
物価高による生活への影響は大きいものの、生活者はそれぞれの工夫で乗り越えようとしている様子が伺えます。こういった生活者の実態を把握し、状況に合わせた提案ができれば、さらに生活の満足度向上につながるのではないでしょうか。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000478.000046400.html