ニュースの要約
- 20~40代は「貯金がなかなか増えない」、50~60代以上は「老後の生活資金に不安がある」が最多の悩み
- 物価高対策は「ポイ活をする」が最多、次いで「家計簿アプリなどを利用して収支を可視化する」
- 20~40代男性は夏の電気代高騰に対する具体的な対策を行っていない人が多い傾向
概要
楽天グループ株式会社は、家計管理アプリ「楽天家計簿」のユーザー541名を対象に実施した「家計の悩みに関する調査」の結果を発表しました。
その結果、20代から40代の人は「貯金がなかなか増えない」のが最も多い悩みで、50代から60代以上の人は「老後の生活資金に不安がある」のが最も多い悩みであることがわかりました。
物価高への対策としては「ポイ活をする」が最も多く、次いで「家計簿アプリなどを利用して収支を可視化する」という回答が多数でした。年代によって最も回答が多かった対策が異なることもわかりました。
この夏の電気代高騰への対策については、20代から40代の男性は具体的な対策を行っていない人が多い傾向にあるのに対し、女性は各年代で具体的な施策を行っているという結果でした。
また、この夏に最もお金をかけてもよいと考えている項目では、「特に予定なし」が最も多く、次いで「レジャー・旅行費」が多数を占めています。自己投資の項目は回答数が少ない傾向にあり、日々の生活や夏休みのイベントを優先的に考えている人が多いことがうかがえました。
編集部の感想
編集部のまとめ
「楽天家計簿」:「楽天家計簿」、「家計の悩みに関する調査」結果を発表についてまとめました
今回の調査結果から、楽天家計簿のユーザーの実態が浮き彫りになりました。若年層を中心に「貯金が貯まらない」悩みが大きいことや、高齢者は「老後の心配」が大きな課題となっていることがわかりました。
一方で、物価高対策としてポイ活やアプリの活用が注目されているのは、家計の見える化が進んでいることの表れといえるでしょう。ただし、夏の電気代高騰への対策については男女差があり、家計管理に対する意識の違いが浮き彫りになりました。
この調査結果を踏まえ、楽天家計簿がさらにユーザーの生活に寄り添うサービスを提供していくことが期待されます。家計管理の課題に悩む人々の支援につなげていってほしいですね。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002459.000005889.html