ニュースの要約
- コクヨ株式会社の家族見守りIoTブランド「Hello! Family.」が、東京都港区の「GPS機能付き見守り端末無償貸与」の事業で採用され、音声メッセージ機能付きGPS端末「はろここトーク」の提供を開始します。
- 「はろここトーク」は、コクヨのインクルーシブデザインの取り組み「HOWS DESIGN」のものづくりの考え方やプロセスを経て開発されたGPS端末で、保護者がスマートフォンのアプリで子どもの位置情報や移動経路を確認できる機能を備えています。
- 港区では、子どもの通学時などの安全確保を目的に、GPS機能付き見守り端末の無償貸与を開始し、端末費用や通信費用など、すべての経費を港区が負担します。
概要
コクヨ株式会社は、多様化するワークスタイルやライフスタイルに合わせた、次世代の家族コミュニケーションをサポートする家族見守りIoTブランド「Hello! Family.」シリーズを通じて、家族の見守りやコミュニケーション、習慣化のサポートなどに取り組んでいます。
このたび「Hello! Family.」は、東京都港区の「GPS機能付き見守り端末無償貸与」の事業で採用され、区立小学校において、音声メッセージ機能付きGPS 端末「はろここトーク」の提供を2025年9月から順次開始します。
港区では、子どもの通学時などの安全確保を目的に、不審者情報の配信や携帯防犯ブザーの無償貸与、登下校時の誘導など、さまざまな対策を講じています。今回、さらなる安全対策として、保護者が子どもの居場所を確認できるGPS機能付き見守り端末の無償貸与を開始します。
端末費用・通信費用・保守費用などの経費はすべて港区が負担します。ただし、故意の紛失・破損の場合は保護者に対して有償で個別対応となります。
「はろここトーク」は2025年7月に発売された、お子さまの位置情報や移動経路を見守る音声メッセージ機能付きGPS端末です。保護者のスマートフォンで専用アプリをダウンロードし、GPS端末と連携することで、アプリのマップ上でお子さまの居場所や移動経路の確認や、GPS端末とスマートフォン間で音声メッセージの送受信が行えます。
さらに、専用アプリには、任意のタイミングでGPS端末の位置情報の更新や、あらかじめ設定した行動範囲からGPS端末が出た際に通知する機能も搭載しています。お子様にGPS端末を登下校だけでなく、習い事・外遊びなどに携行いただくことで、保護者は離れていても安心してお子様を見守ることができます。
編集部の感想
編集部のまとめ
「はろここトーク」:コクヨ株式会社が港区立小学校にて音声メッセージ機能付きGPS端末の提供を開始についてまとめました
このたび、コクヨ株式会社の家族見守りIoTブランド「Hello! Family.」が、東京都港区の「GPS機能付き見守り端末無償貸与」の事業で採用され、2025年9月から順次、音声メッセージ機能付きGPS端末「はろここトーク」の提供を開始することが発表されました。
「はろここトーク」は、コクヨのインクルーシブデザインの取り組み「HOWS DESIGN」のプロセスを経て開発された製品で、保護者のスマートフォンアプリと連携し、子どもの位置情報や移動経路の確認、音声メッセージのやりとりが可能です。また、任意のタイミングでの位置情報更新や設定した行動範囲外への通知など、保護者の安心につながる機能が備わっています。
さらに注目なのは、この取り組みが港区による子どもの安全対策の一環として行われていることです。端末費用や通信費用など、必要な経費を全額港区が負担するなど、子どもの安全を第一に考えた施策だと感じられます。
コクヨとポータルユーザーである子どもたち、そして港区の3者が協力して開発された「はろここトーク」は、誰もが使いやすい製品を目指す同社の姿勢が反映された製品だと言えるでしょう。子どもの安全と保護者の安心を両立させる製品として、今後の活用が期待されます。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001105.000048998.html