ニュースの要約
- 製本会社が提供する製本研修が「一日製本職人」として生まれ変わる
- 製本研修がオンラインでも受講可能になり、入門からプロフェッショナルまでの4つのコースを用意
- 製本の技術や工程を体験できる機会が全国に広がる
概要
ハードカバーからソフトカバーまで書籍製本を手掛けて半世紀の製本会社「東京美術紙工協業組合」は、これまで自社工場内で業界内向けに開催していた製本研修を、2025年3月より「一日製本職人」として入門から上級まで計4グレードに再構成し、オンライン要素も採り入れて本作りを学びたいすべての人に向けてリリースします。
これまでは、製本レクチャ、工場見学、手製本実作体験を自社工場で実施していましたが、オンラインでの受講が可能になり、参加者の移動を必要としない部分が増えました。コースは「入門 KURUMIコース」「初級 KurumiPROコース」「中級 TAKUMIコース」「上級 一日製本職人コース」の4つのグレードがあり、対象や難易度に合わせて選択できるようになっています。
編集部の感想
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製本の技術を学べる機会が広がるのはいいですね。子どもからシニアまで幅広い層が参加できるのが魅力的です。
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オンラインでも本格的な製本体験ができるのは便利ですね。自宅でも製本の楽しさを味わえるのはうれしいです。
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段階的なコース設定で、初心者から上級者まで対応しているのが良いと思います。自分のレベルに合ったコースが選べるのがいいですね。
編集部のまとめ
製本会社の「一日製本職人」:紙の本づくりはやっぱり楽しい!製本研修が新しい形で登場についてまとめました
東京美術紙工協業組合が提供する製本研修「一日製本職人」は、これまで業界内向けに行っていた研修を、一般の方も参加できるようにオンラインでの提供を開始します。入門からプロフェッショナルまでのレベルに合わせた4つのコースが用意されており、誰でも手軽に製本の魅力に触れられるのが魅力的です。
製本は単なる加工ではなく、紙と本をつくる上で重要な工程なのですが、一般の人にはなじみが薄い分野だと言えます。今回の取り組みは、製本の工程を疑似体験できる機会を広げ、紙の本づくりの楽しさを伝えていく良い機会だと言えるでしょう。今後は、オンラインでの参加が可能になることで、全国の方が製本の魅力に触れられるようになるのが大きな特徴です。
本づくりは単に書籍を生み出すだけではなく、製本の工程にも面白さや独自の魅力があると言えます。この取り組みが、紙の本の可能性を発見する良いきっかけになるのではないでしょうか。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000152347.html