ニュースの要約
- 下呂温泉旅館協同組合が、災害時の連絡網として「BAND」を正式に採用した
- 2月9日の説明会では、BANDの機能を紹介し、参加者に1対1で個別サポートを実施した
- 平常時の業務効率化にもBANDを活用する予定で、地域のDXモデルとして期待されている
概要
無料グループコミュニケーションアプリ「BAND」は、このたび日本三名泉のひとつに数えられる下呂温泉旅館協同組合において、災害時の公式連絡網として正式に採用されました。
本取り組みの目的は、災害発生時の迅速な情報共有体制の構築と、平常時の業務効率化にあります。2026年2月9日、同組合4階講堂にて全加盟36旅館を対象とした導入説明会が開催されました。
同組合では、これまでFAXやメールを中心とした連絡体制を取っていましたが、情報伝達の遅延や既読確認の難しさといった課題がありました。そのため、リアルタイムでの情報共有と既読確認が可能なBANDが代替手段として選定されたのです。特に、停電や水害などの非常時においてもスマートフォン等のモバイル端末を通じて迅速な情報共有ができる点が高く評価されています。
2月9日の説明会では、BANDの主要機能紹介に加え、実際の災害発生を想定した段階別シナリオのデモンストレーションが行われました。さらに、参加者がその場でBANDをインストールし、基本操作を習得できるよう1対1の個別サポートも実施されました。
今後、同組合ではBANDを災害対応に留まらず、平常時の業務効率化にも積極的に活用していく方針です。具体的には、お知らせの既読確認や会議出欠の回答管理、気象・交通情報の共有、上部団体からの公文書の保管・管理などに活用し、アナログ中心の運営体制からデータを活用したスマートな体制への転換を目指します。
今回の事例は、地域単位の観光・宿泊団体におけるBAND導入の先進モデルとして注目されており、今後は他地域への展開も視野に入れた取り組みとして発展していく見込みです。
編集部の感想
編集部のまとめ
BAND:下呂温泉旅館協同組合、災害時連絡網として正式採用についてまとめました
今回の下呂温泉旅館協同組合によるBAND採用は、地域の観光・宿泊業界における災害対策とDXの好事例として注目に値するでしょう。従来の連絡手段では課題があった同組合が、BANDの即時性と確実性に着目し、採用に至った背景には、現場の課題解決への強い意欲が感じられます。
特に、説明会での丁寧なサポートは評価に値するでしょう。デジタルツールへの抵抗感を和らげ、スムーズな導入につなげる取り組みは、地域の団体におけるDX推進の手本となるでしょう。
今後は、災害時の連絡網としてだけでなく、平常時の業務効率化にもBANDが活用されていく見通しです。地域のDXモデルとして、他の温泉地・観光地域への展開も期待されています。
BAND は、地域単位の組織における情報共有やデジタル化の課題解決に貢献し続けていくことでしょう。この取り組みは、地域のレジリエンス強化と生産性向上の両立を目指す好例として、注目に値するものと言えます。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000071.000110660.html













