ニュースの要約
- TikTokの投稿を見て化粧品を購入した経験があるユーザーが40%にも上る
- YouTubeは、コスメの実際の色味や質感を丁寧にレビューしてくれるため、最も購買に至りやすい媒体
- 商品パッケージのポップシールの中で、ランキング情報が最も訴求効果が高い
概要
株式会社AppBrewと美容プラットフォームアプリ「LIPS labo」は、SNS経由でのコスメ購入について約3,000人のユーザーに調査を実施しました。
調査の結果、美容情報の収集に最も使用されているツールは「LIPS」(95%)で、続いて「Instagram」(70%)、「YouTube」(59%)と続くことが分かりました。また、より気軽に使用しているSNSとしては「LIPS」(54%)、「Instagram」(16%)、「TikTok」(10%)などが挙げられています。
特に注目されたのが「TikTok売れ」の実態です。TikTokの投稿を見て化粧品を購入したことがあるユーザーは全体の40%にも上り、10代の60%、20代の40%ものユーザーがTikTokの影響で購買に至った経験があることが判明しました。購入された商品はリップやアイシャドウなどのメイクアップアイテムが中心でした。
また、メディア別の特徴を見ると、「YouTube」はリアルな商品情報が得られるため購買につながりやすい一方、「Instagram」「X」などは企業とのタイアップ投稿の影響力が大きい結果となりました。さらに、商品パッケージのポップシールについても、ランキング情報が最も訴求効果が高いことが明らかとなりました。
編集部の感想
編集部のまとめ
【LIPS labo】:コスメが売れるSNS媒体は?SNS経由の購入実態を約3,000人のユーザーに調査!についてまとめました
今回の調査によると、コスメ関心層では「LIPS」「Instagram」「YouTube」「TikTok」「X」など、それぞれのSNSが特徴的な役割を果たしていることが明らかになりました。特に注目されるのが「TikTok売れ」の実態です。若年層を中心に、TikTokの投稿がコスメ購入の大きなきっかけになっているのは驚きの事実です。
一方で、YouTubeは高い信頼感と丁寧なレビュー動画で、コスメ購入につなげやすい媒体でもあることがわかりました。また、Instagramやxなど、企業とのタイアップ投稿にも大きな影響力があることもあきらかになりました。さらに、店頭の商品パッケージに付されたポップシールでも、ランキング情報が最も訴求効果が高いことが明らかになりました。
コスメ販売においては、ターゲット層に合わせて、TikTokをはじめとする各SNS媒体の特徴を活かした施策を立てることが重要となってきそうです。将来的な顧客層の拡大を見据えて、今からの取り組みが欠かせません。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000185.000018721.html