ニュースの要約
- 40代以上の約7割がマッチングアプリを利用したことがないという実態が明らかに
- 自然な出会いを待つことを望む人が5割以上に及ぶ
- ネットでの出会いに対する不安感から、マッチングアプリ利用に踏み出せない人が多い
概要
株式会社オーケーウェブが実施した調査によると、40代以上の7割近くがマッチングアプリを利用したことがないことが明らかになりました。
また、半数以上の人が自然な出会いを待つことを望んでいるなど、ミドルシニア世代にはネットでの出会いに対する根強い不安感がうかがえます。
調査では、マッチングアプリを利用していない理由として「ネットでの出会いに抵抗がある」や「サービスの安全性に不安がある」といった声が上位に挙がっています。加えて、料金の高さやサービスの使いこなせる自信のなさ、周りに知られることへの恥ずかしさなども利用を阻害する要因となっているようです。
一方で、マッチングアプリ以外での出会い方として、「自然な出会いを待つ」が最も多く支持されました。次いで「趣味や習い事を通じて」「友人や知人の紹介」といった、日常の延長線上での出会いや偶然性のある出会いを重視する傾向が見られました。
さらに、「出会いに期限を設けない」という回答が6割を超え、20代~30代に見られる「早く結果を出したい」婚活とは異なり、ミドルシニア世代では「時間をかけてじっくり関係を育てたい」という意識が強いことがうかがえます。
自由回答からは、「お互いの価値観や人生経験を尊重し合える」「恋愛や結婚に限らず、人生を共に楽しめる仲間を見つけたい」といった声が多く寄せられ、ミドルシニア世代が求めているのは、自然体でありながらも深い絆を持てる、価値観を共有できる関係性であることが明らかになりました。
編集部の感想
編集部のまとめ
オーケーウェブ:40代以上の7割がマッチングアプリ未経験、「自然な出会いを待つ」が5割超~ネットでの出会いに”ためらい”を抱くミドルシニア世代の本音を調査についてまとめました
今回のオーケーウェブの調査結果から、ミドルシニア世代の出会いに対する意識が明らかになりました。40代以上の7割近くがマッチングアプリを利用したことがなく、半数以上がインターネットを介さない「自然な出会い」を望んでいることがわかります。
その背景には、ネットでの出会いに対する不安感や、相手の素性が分からないことへの抵抗感があるようです。また、料金設定やサービスの使い勝手の問題、周囲に知られることへの恥ずかしさなども、マッチングアプリ利用を阻害している要因となっているようです。
一方で、ミドルシニア世代は、単なる婚活ではなく、「お互いの価値観を尊重し合えるパートナーシップ」を理想としていることがうかがえます。すなわち、恋愛や結婚に限らず、人生を共に楽しめる”仲間”としての出会いを望んでいるのです。
この調査結果は、ミドルシニア世代の出会いに対するニーズを詳細に捉えたものといえるでしょう。企業やサービス提供者は、このような実態を踏まえた上で、ターゲットユーザーのニーズに応えられるようなサービスを構築していく必要があるでしょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042.000007406.html













