ニュースの要約
- 通信大学院生が開発したロボットアプリ「Little」がグッドデザイン・ニューホープ賞を受賞
- 「Little」は自己効力感を高めるサービスで、ユーザーの日々の小さな成果を記録し可視化することで自信を育む
- 受賞理由には、「人生100年時代」を見据えた新しい取り組みが評価された
概要
京都芸術大学は、通学課程・通信教育課程あわせて約23,000名が学ぶ日本最大級の総合芸術大学です。
このたび、本学大学院 学際デザイン研究領域 2年生5名のグループが立案した「ロボットアプリ『Little(リトル)』」が、「グッドデザイン・二ューホープ賞」を受賞しました。
「Little」は、自分に自信が持てず新しいことになかなか踏み出せない人を対象とした”自己効力感”を高めるためのサービスです。ユーザーが日々の”できた”ことをLittleに話すと、音声を認識し歌って褒めてくれます。この内容はアプリに記録され、蓄積されるたびにLittleが成長していきます。小さな”できた”を積み重ね、成長を可視化することで、ユーザーの自信を育み、新しい行動を後押しします。
審査委員からは、「新しいことに踏み出そうとしても、最初の一歩は不安や恐れから大きく高い壁となって歩みを阻んでくることがある。そんな不安に寄り添い、励まし、自己効力感を高めるサービスの提案として、ロボットが単に励ましの言葉をくれるだけでなく、その人の積み重ねた努力の記録からロボットを成長させるという自己効力感とゲーム性を組み合わせた発想が、より本人の意欲を高める助けとなる点も評価した」と評価されました。
今回の受賞は、「人生100年時代」を見据えた、実践的かつ学際的な学びを通して社会課題を解決し、新しい価値を創出できる人材育成を目指す、本学大学院の取り組みが評価された結果といえるでしょう。
編集部の感想
編集部のまとめ
ロボットアプリ:【学校法人 瓜生山学園 京都芸術大学】 日々の”できた”で成長するロボットアプリを通信大学院生がデザイン グッドデザイン・ニューホープ賞受賞についてまとめました
今回の受賞は、京都芸術大学の大学院生たちが実践的な学びを通して生み出した、新しい価値を持つ取り組みが評価された結果だと言えるでしょう。
ロボットと対話しながら自己効力感を高めていく仕組みは、まさに「人生100年時代」を見据えたアプローチだと感じました。
単なる励ましだけでなく、ゲーム感覚で楽しみながら成長していくというアイデアは非常にユニークで、今後の展開が楽しみです。
このような実践的な取り組みが高く評価されたことは、学生の可能性を大いに感じさせてくれるニュースだと思います。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000621.000026069.html













