ニュースの要約
- 国立文楽劇場で開催される「浪曲名人会」の出演者が意気込みを語りました。
- 出演者は、人間国宝の京山幸枝若氏をはじめ、一風亭初月氏、沢村さくら氏、虹友美氏など、浪曲界の著名人が勢ぞろいします。
- 各氏が自身の演目の見どころや抱負を語っており、国立文楽劇場での公演への期待感が高まります。
概要
国立文楽劇場開場40周年を記念した「浪曲名人会」の公演が、2025年2月22日に開催されます。
本公演には、浪曲界の第一線で活躍する4名の出演者が出演し、それぞれの演目の魅力と抱負を語りました。
京山幸枝若氏は、人間国宝に指定された実力派浪曲師で、今回は長めのネタ『尾張大八』を披露します。同ネタは少し硬い部分もあるものの、大八のユーモアと知恵を表現できる良い作品だと述べています。人間国宝の地位を得た今、浪曲の継承に向けて力強く取り組む意気込みが感じられます。
一風亭初月氏は、『尾張大八』と『大高源吾笹売りの條』の2つのネタを演じます。前者は阿呆なところと賢いところの使い分けが難しい作品で、三味線でもそれらを表現することに挑戦します。後者は雰囲気の全く違う2作品を、トップとトリで演じ分ける難しさを感じつつ、意欲的に臨むと語っています。
沢村さくら氏は、天中軒雲月師匠の『男一匹天野屋利兵衛』を演じます。「忠臣蔵」の話で、子供の痛々しい姿と、それでも義侠心を失わない利兵衛の表現に三味線で寄り添いたいと述べています。
虹友美氏は、三原佐知子師匠の『異国の母』を演じます。同作品は非常に感動的な舞台で、曲師として師匠の演技を音楽面から支えられるのを光栄に感じていると話します。
国立文楽劇場での公演は、浪曲界の重鎮が一堂に会する場となり、圧倒的な演技と音楽の饗宴が繰り広げられることが期待されます。
編集部の感想
編集部のまとめ
国立文楽劇場:浪曲名人会の出演者が意気込みを語りました!についてまとめました
国立文楽劇場で開催される「浪曲名人会」の出演者たちが、自身の演目の見どころや意気込みを熱く語りました。浪曲界の重鎮が一堂に会する貴重な公演となるでしょう。
特に注目なのが、人間国宝の京山幸枝若氏の出演です。浪曲の魅力を堪能できるだけでなく、後継者育成にも期待がかかっています。
一風亭初月氏、沢村さくら氏、虹友美氏といった実力派の浪曲師も出演し、それぞれの演目の特徴や難しさを語っており、観客を魅了するに違いありません。
国立文楽劇場の舞台で繰り広げられる浪曲の饗宴は必見です。ファンはもちろん、浪曲に触れてみたい方も足を運んでみてはいかがでしょうか。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000921.000047048.html