ニュースの要約
- 富士通の骨格認識AI技術をAnifieが活用し、ファン・コミュニティに新しい体験を提供する
- モーションデータを活用したメタバース上での選手の動きの再現を計画
- 様々なスポーツ分野での展開を予定
概要
Anifie, Inc.(以下「アニフィー」)は、富士通株式会社(以下「富士通」)の骨格認識AI技術を活用して、ファン・コミュニティに対して新しい体験を提供する合意に至りました。
アニフィーは、これまでメタバースやブロックチェーン、人工知能を活用してコミュニティの熱量の可視化やマネタイズの最適化などのサービスを提供してきました。今回、富士通の骨格認識AI技術を活用することで、ファン・コミュニティに対して、これまで見えなかったアングルでの選手の動きや細部に渡る動きを、新たな情報や体験として提供できるようになりました。
具体的には、富士通の骨格認識AIを用いてデジタル化したモーションデータをメタバース内に実装し、選手と同様の動きをアバターが行うことで、フィギュアスケートや体操などのスポーツの動きを再現することが可能となります。
また、アニフィーのマルチ・エージェントAIを使ってファン・コミュニティの熱量を可視化し、その熱量に応じて富士通の骨格認識AIを利用した情報や体験を提供していく予定です。
両社は2025年10月に開催された世界体操選手権2025でこの取り組みを実証実験しており、今後はさらに多様なスポーツ分野での展開を検討していきます。
編集部の感想
編集部のまとめ
Anifie:シリコンバレー発「Anifie」、富士通株式会社と共同で、ファン・コミュニティに、新しい体験を提供についてまとめました
今回のAnifieと富士通の協業は、スポーツファンに対して大変興味深い取り組みだと感じました。
富士通の骨格認識AI技術とAnifieのメタバース技術を組み合わせることで、ファンが選手の動きをより臨場感あるかたちで体験できるようになります。eSportsなどとの融合も期待できそうで、新しいスポーツ観戦体験の創出につながるかもしれません。
また、マルチ・エージェントAIを用いたファンの熱量の可視化は、きめ細かいサービス提供につながるだけでなく、ファンが自らの貢献度を証明できる仕組みにもなり得るでしょう。ブロックチェーンとの連携も興味深い取り組みだと言えます。
今後、様々なスポーツ分野への展開が期待されており、ファンエンゲージメントの新たな地平を拓く可能性を秘めた取り組みだと評価できるでしょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000069860.html













