ニュースの要約
- 名古屋グランパスとVRTalkが、スタジアム来場者に”迷わせない”観戦体験の実証実験に取り組むことが決定
- この取り組みは、愛知県が主催する「あいちデジタルアイランドプロジェクト『TECH MEETS』」の一環として行われる
- VRTalkは、デジタルツインおよび生成AI技術を活用し、来場者の困りごとをリアルタイムに解決する仕組みの実現を目指す
概要
VRTalk株式会社は、株式会社名古屋グランパスエイト様と協力して、スタジアム来場者に”迷わせない”観戦体験の実証実験に取り組むことになりました。
この取り組みは、日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」を運営する株式会社eiicon(エイコン)が、愛知県とともに実施する「あいちデジタルアイランドプロジェクト『TECH MEETS』」において、名古屋グランパス様がニーズ企業、VRTalkがシーズ企業としてマッチングされ、実現したものです。
スタジアムに来場されるお客様は、さまざまな場面で不便を感じることがあり、現在は社員・アルバイト・ボランティアなどのスタッフが個別に対応しているものの、限られた人員では全てのお客様に十分なサポートを行うことが難しいのが現状です。
VRTalkは、デジタルツインおよび生成AI技術を活用し、来場者が自ら必要な情報をスムーズに取得できる環境を構築することで、人的対応の負担や対応のばらつきを軽減し、現場で発生する困りごとをリアルタイムに解決できる仕組みの実現を目指します。
今後、VRTalkは名古屋グランパス様とともに、愛知県と事務局(eiicon)の支援をいただきながら、実証実験に向けて取り組みを進めていきます。
編集部の感想
編集部のまとめ
名古屋グランパス×VRTalk:スタジアム来場者に”迷わせない”観戦体験に向けた取り組みのお知らせについてまとめました
今回の発表は、大規模スポーツ興行における来場者体験の改善に取り組むものです。名古屋グランパスとVRTalkが協力して、デジタル技術を活用してスタジアム内の情報提供やナビゲーションを最適化することで、来場者の利便性と満足度を高めていく取り組みだと言えます。
スタジアムでは、自席の場所やトイレ・売店の場所、試合のスケジュールなど、さまざまな情報を必要とする来場者が多数います。しかし現状では、限られたスタッフでは十分な対応が難しいのが課題でした。VRTalkのデジタルツインとAI技術を活用すれば、来場者自らがスムーズに必要な情報を取得できるようになり、大幅な改善が期待できます。
このプロジェクトが成功すれば、Jリーグ全体やその他のスポーツ施設・イベント会場でも応用できるはずです。デジタル技術の活用によって、来場者の利便性が格段に高まることが期待されます。今後の取り組みの進展に注目したいと思います。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000121354.html