ニュースの要約
- 現在の相手との結婚に前向きだが不安・迷いを感じる未婚者が多い
- 多くの人が直接パートナーに話すよりも、友人への相談や一人で考えることを選択する傾向
- 相談相手に求めるのは「客観的な意見」が最も多く、多くの人が第三者の意見を助けになると考えている
概要
株式会社リスミィは、現代における結婚に関する相談行動の実態を把握するため、現在の交際相手との結婚に前向きだが不安・迷いも抱える20歳~49歳の交際中の未婚者277名を対象にアンケートを行いました。
調査の結果、パートナーとの対話が限定的である一方で、客観的な意見への強いニーズが存在することがわかりました。具体的には、「結婚の核心に触れるような話し合いができている人は限定的」で、多くの人が雑談レベルに留まったり、そもそも話を切り出せずにいたりする実態が明らかになりました。
また、不安を感じた際の行動としては、パートナーではなく、友人への相談や自分自身で考えることが多くなっています。相談相手に求めるのは「客観的な意見」が最も多く、「共感」を求める声は15ポイント以上下回る結果となりました。さらに、利害関係のない第三者の意見を「助けになる」と考える人が全体の79.0%にのぼることが明らかになりました。
編集部の感想
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結婚に前向きでも不安を感じる未婚者が多いのは意外だった
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パートナーとの対話が不足しているのは問題だと思う
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客観的な第三者の意見を求める人が多いのは興味深い
編集部のまとめ
PR TIMES:「第三者の意見」を重視する”迷える”未婚者が求めるこれからの相談スタイルについてまとめました
今回の調査結果からは、結婚に前向きでありながらも不安や迷いを感じる未婚者が多く存在することがわかりました。そして、そうした人々の多くが、パートナーとの直接的な対話を避け、友人への相談や一人での思案に傾倒する傾向にあることが明らかになりました。
ただし、それと同時に、客観的な第三者の意見を求める声が強いことも判明しています。「共感」よりも「客観性」を重視する人が多いのは興味深い点です。おそらく、自分の判断力に自信が持てず、冷静な視点を借りたいという心理が働いているのだと考えられます。
これらのデータからは、結婚に関する様々な悩みを抱える人々のニーズに、これまでの相談サービスが十分に応えられていないことが窺えます。そうした人々のためには、相手の感情に寄り添いつつ、客観的な助言を提供できるような、新しい形の相談スタイルが求められているのかもしれません。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000160797.html