ニュースの要約
- サイエンスアーツがアジラのAI警備システム「AI Security asilla」と連携し、リアルタイムでの異常検知を従業員に通知するソリューションを提供開始
- 警備員とAIの協業による省人化と警備の質の向上を目指す
- Buddycomによる音声通知で、迅速な初動対応を実現
概要
株式会社サイエンスアーツは、フロントラインワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」と、株式会社アジラの提供するAI警備システム「AI Security asilla」の連携を開始しました。
この連携により、asillaで検出した異常行動や不審行動をBuddycomを通じて従業員に直接通知することができるようになりました。これまでasillaで検知された警備事案は、メールや防災センターの人間にのみリアルタイムに通知されていましたが、Buddycomとの連携によりスタッフ個人に対する音声での一斉通知が可能となり、事案発生場所に最も近いスタッフが迅速に対応できる体制が整うことになります。
「AI Security asilla」は、世界トップクラスの行動認識技術を基にしたAI警備システムで、既存のカメラをAI化し、異常行動や不審行動を検出したタイミングでのみ映像を通知することで、警備員の業務を軽減し、見逃しや見落としを無くすことができます。さらに、車いすや白杖利用者の検知や混雑状況の把握などさまざまな空間価値の向上にも貢献します。
サイエンスアーツは「フロントラインワーカーに未来のDXを提供し、明るく笑顔で働ける社会の力となる」をミッションに掲げ、Buddycomを提供しています。この度の連携によって、警備業務の省人化と効率化、そして迅速な対応が実現されることになります。
編集部の感想
編集部のまとめ
AI Security asilla: サイエンスアーツ、アジラのAI警備システム「AI Security asilla」と連携し、リアルタイムに通知を従業員へ届ける検知ソリューションを提供開始についてまとめました
今回のサイエンスアーツとアジラの連携は、省人化と警備の質の向上を同時に実現しようとするものです。従来の人力中心の警備体制では、人手不足やコスト高の課題がありましたが、AIの活用によってこうした課題の解決が期待できるでしょう。
特にBuddycomとの連携は注目ポイントです。従業員個人への音声通知によって、事案発生場所に最も近いスタッフが即座に対応できるようになるため、初動対応が大幅に改善されることが期待されます。加えて、車いすや白杖利用者の検知など、多様なニーズにも対応できるasillaの機能は魅力的だと言えます。
このように、今回の連携は警備業務の高度化と効率化を実現するものであり、サービス提供側とユーザー企業の双方にとってウィンウィンの関係が築けるといえるでしょう。フロントラインワーカーのサポートに長けるサイエンスアーツとAI技術に強みを持つアジラの組み合わせは、今後の警備業界の変革をリードしていくことが期待されます。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000180.000006457.html