ニュースの要約
- 2024年5月に実施したアンケートでは、YouTubeの視聴時間や視聴タイミングなどについて調査した
- 1日のYouTube視聴時間は30分未満が最も多く、次いで「まったく見ない」が多かった
- YouTube動画に対するコメントや評価をした経験者は19%にとどまっていた
概要
株式会社メディアシークが提供する累計3,600万DL超のスマートフォンアプリ「QR/バーコードリーダー・アイコニット」内で実施している「アイコニット・リサーチ」において、2024年5月2日に「YouTubeの視聴」に関するアンケート調査を実施しました。
調査の結果、1日の平均YouTube視聴時間は「30分未満」が最も多く35%、次いで「まったく見ない」が23%となっていました。また、YouTube視聴時間別に見ると、どの層も「夜」と「深夜」に視聴する傾向にあるようです。
さらに、YouTube動画に対するコメントや評価を行った経験者は全体の19%にとどまっていました。一方で、「まったく見ない」理由の上位は「動画を見る習慣がない」「使い方がわからない・存在を知らなかった」といった理由が挙がっています。
編集部の感想
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YouTubeは現在、多くのユーザーに利用されている動画プラットフォームですが、回答者の4人に1人はまったく視聴していないという調査結果は意外でした。
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ほとんどの人がYouTube視聴は夜と深夜に集中している傾向にあるのは興味深い結果です。動画視聴のプライムタイムがこの時間帯にあることが分かりました。
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コメントや評価を残す人が少ないのは少し驚きました。プラットフォームへのエンゲージメントが高くないのかもしれません。
編集部のまとめ
YouTube:「YouTubeの視聴」に関するアンケート調査結果(2024年5月実施、回答者数25,216名)についてまとめました
今回のアンケート調査では、YouTubeの視聴状況について興味深い結果が得られました。1日の平均視聴時間が30分未満と短い人が最も多いなか、視聴しない人も4人に1人いるのは予想外でした。一方で、視聴時間が長い人は夜間に集中しているようです。
また、動画に対するコメントや評価を行った経験者は全体の2割に満たず、利用者の積極的な参加が課題となっているようです。YouTube以外の動画サービスの利用やネット依存への懸念など、動画プラットフォームをめぐる課題も浮き彫りになりました。
今回の調査結果を踏まえ、今後のYouTubeのさらなる利用促進や、動画視聴ユーザーの囲い込み策などが課題となりそうです。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000122.000040972.html