ニュースの要約
- 30代以上のSSOXAI RINGユーザーの20%以上が「睡眠時呼吸に大きな乱れ」を示した
- BMI値が高いほど「睡眠時呼吸の大きな乱れ」の割合が上昇し、肥満のユーザーの約3人に1人が該当
- 普通体重とされる方の15%でも「大きな乱れ」が確認されたため、BMI値が正常でも睡眠時の呼吸が乱れている可能性が示された
概要
株式会社SOXAIは、「秋の睡眠の日」にあわせ、自社で開発・販売する健康管理用スマートリング「SOXAI RING」のユーザーデータと、順天堂大学教授・谷川武氏による睡眠時無呼吸症候群(SAS)に関する研究成果を公開しました。
今回の調査では、SOXAI RINGのユーザーデータから、特に30代以上の利用者の約2割が「睡眠時呼吸に大きな乱れ」を示していることが判明しました。BMI値別に分析すると、肥満に近づくにつれ「大きな乱れ」の割合が増え、肥満のユーザーの約3人に1人が該当する一方で、普通体重の方でも15%が「大きな乱れ」に該当するなど、BMI値が正常でも睡眠時の呼吸が乱れている可能性が示されました。
順天堂大学の谷川武教授は、SASは単なる睡眠の問題にとどまらず、循環器疾患発症のリスクを高める可能性があるため、早期発見と治療が重要だと指摘しています。SOXAIはこの調査結果を受け、今後もアカデミアと連携し、SOXAI RINGの精度検証やエビデンス構築を推進していく方針です。
編集部の感想
編集部のまとめ
SOXAI RING:ユーザー調査結果を公開についてまとめました
今回のニュースは、SOXAIが自社のスマートリング「SOXAI RING」のユーザー調査データと、順天堂大学の研究成果を公開したものです。その結果、30代以上の2割以上の利用者が「睡眠時呼吸の大きな乱れ」を示しており、BMIが高いほど乱れが増える傾向が確認されました。一方で、普通体重の方でも15%が乱れに該当するなど、外見からは分からない健康リスクが隠されていることが明らかになりました。
この調査結果は、睡眠の問題が単なる睡眠の質の低下にとどまらず、循環器疾患のリスクにも関わることを示唆しており、SOXAIは今後もこの課題に取り組んでいく意向です。ウェアラブル機器の活用により、早期発見と適切な治療につなげていくことが期待されます。この調査結果から、見た目だけでは健康状態が分からないことを実感し、自身の睡眠の状態を客観的に把握することの重要性が浮き彫りになったと言えでしょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000089024.html