ニュースの要約
- 電通デジタル、電通、LINEヤフーが「SynWA project」を発足
- LINEヤフーのビッグデータと電通デジタル・電通のデータを活用し、新たな分析ソリューションを提供
- より解像度の高い顧客分析と一貫したマーケティング施策を実現
概要
株式会社電通デジタルは、株式会社電通、LINEヤフー株式会社と「SynWA project（シンワ プロジェクト）」を発足させ、LINEヤフーのビッグデータと電通デジタル・電通が保有・連携するデータを活用した、新たな分析ソリューションの提供を開始しました。
近年、生活者のオンライン行動が多様化し、企業のマーケティング活動において、リアルタイムかつ正確な顧客インサイトの把握・活用など、より高度なデータ統合と分析のニーズが高まっています。「SynWA project」では、電通デジタルと電通が保有・連携するテレビ視聴やアンケート調査などのデータをLINEヤフーに連携し、LINEヤフーが保有するLINE公式アカウントや、Yahoo! JAPANの検索・購買などのデータと掛け合わせて分析を行います。
さらに、企業が所有する1stパーティデータとの掛け合わせを行うことで、より解像度の高い分析を実現し、その顧客像を基にマーケティング施策の立案から広告配信までを一気通貫で行うことが可能になります。これにより、潜在層へのアプローチから、購買者層の顧客生涯価値（LTV）の向上まで、一貫したコミュニケーションを実現できるようになります。今後は、広告効果測定、ターゲティングの最適化、顧客インサイト分析など、企業ニーズに合わせて最適なソリューションを提供していく予定です。
編集部の感想
編集部のまとめ
SynWA project：電通・LINEヤフーと「SynWA project」を発足についてまとめました
電通デジタル、電通、LINEヤフーの3社が共同で「SynWA project」を発足したニュースは、企業のマーケティング活動において重要な意味を持つと考えられます。近年のオンライン行動の多様化に伴い、リアルタイムかつ正確な顧客理解と、それに基づくきめ細かなマーケティング施策の立案が求められています。
今回の取り組みでは、LINEヤフーのビッグデータと電通デジタル・電通が保有するデータを統合・分析することで、より高度な顧客理解を実現し、一貫したマーケティング施策の立案から広告配信まで可能になります。ユーザープライバシーの保護にも配慮しつつ、企業の効果的なマーケティング活動と顧客体験の向上につなげていくことが期待されます。
今後、広告効果測定やターゲティングの最適化、顧客インサイト分析など、企業ニーズに合わせた様々なソリューションの提供が期待されます。データ連携と分析の取り組みは、デジタル化が進む中で重要な課題といえるでしょう。
参照元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000161.000121065.html
