ニュースの要約
- 全124地点の下り通信速度は、ソフトバンクがトップで4社平均は136.7Mbps。
- 駅ホームの5G受信地点比率はNTTドコモがトップ。
- 全124地点のレイテンシは、楽天モバイルが9.0ミリ秒でトップ。
概要
株式会社 ICT総研は、2025年8月に中国・四国地方の5G通信速度の実測調査を行いました。
調査では、NTTドコモ、au(KDDI)、ソフトバンク、楽天モバイルの4社を対象に、124地点で通信速度を計測しています。その結果、ソフトバンクの下り通信速度がトップで197.3Mbps、4社平均は136.7Mbpsでした。一方で、駅ホームの5G受信地点比率はNTTドコモがトップの92.0%、レイテンシは楽天モバイルが最も優れた9.0ミリ秒でした。
また、下り速度の最速地点は愛媛県の大街道電停の283.3Mbps、最遅地点は鳥取県の倉吉駅の15.7Mbpsと、地域によって大きな差が見られました。
編集部の感想
5Gの通信速度がどの程度なのか、具体的な数値でわかりやすくまとめられていて良い。
駅ホームなどの主要なエリアでの5G受信状況も詳しく調査されているのは興味深い。
ソフトバンクやNTTドコモなど各社の強みや課題が明確に示されているのが分かりやすい。
編集部のまとめ
中国・四国地方の5G通信速度実測調査:【株式会社 ICT総研】 2025年8月についてまとめました
今回の調査では、中国・四国地方の124地点での5Gの通信速度、受信状況、レイテンシなどが詳しく分析されています。
特に注目なのは、ソフトバンクの下り通信速度が197.3Mbpsと最速だったこと、一方でNTTドコモが駅ホームでの5G受信状況で圧倒的な強さを見せたことです。また、楽天モバイルがレイテンシで抜きん出ていたのも興味深い結果です。
こうした詳細な情報は、ユーザーが実際の5G体験を検討するうえで非常に参考になるでしょう。今後も定期的に調査結果が報告されることで、5Gの普及状況をより理解できるようになっていくことが期待されます。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000019182.html