ニュースの要約
- 公衆インターネット回線を活用した国内初*の事例として「放送TS+PTPの長距離伝送(東京ー大阪間)・高精度伝送」に成功
- 放送局2社および放送/通信メーカーと共同で実証実験を実施
- 当社製品MDP3020SFNが伝送システムの中核を担い、専用線不要で高精度な放送伝送が可能に
概要
株式会社メディアリンクスは、株式会社TBSテレビ、株式会社毎日放送、セイコーソリューションズ株式会社、ネットワークアディションズ株式会社と共同で、公衆インターネット回線を用いた「放送TS(Transport Stream)+PTP(Precision Time Protocol)」による長距離伝送(東京ー大阪間)の実証実験に国内*で初めて成功したことを発表しました。
本実験では、大阪のMBSから東京のTBSテレビまでの区間を、公衆インターネット回線を使用し、放送TSおよびPTP信号を安定的かつ高精度に伝送することを目的に行われました。当社製品MDP3020SFNが伝送システムの中核を担い、専用線に頼らずにコスト効率の良い放送伝送の可能性が示されたことで、放送映像伝送において革新的な一歩となる成果を得ることができました。
編集部の感想
編集部のまとめ
放送TS+PT:国内初*の事例として「放送TS+PTの長距離伝送(東京ー大阪間)・高精度伝送」に成功についてまとめました
今回の発表は、放送業界にとって非常に重要な意味を持つ技術的な成果といえます。公衆インターネット回線を活用して、放送TSとPTPの長距離伝送を実現したことは、これまでの専用線依存から脱却し、より柔軟で低コストな放送伝送システムの構築が期待できるでしょう。
特に、メディアリンクスが中核を担った本実験の成功は、同社のIP伝送ソリューションの高い技術力を示しており、今後の放送業界への導入が一層加速することが予想されます。また、放送局やメーカー各社が協力して取り組んだ点も注目に値します。
放送の品質を維持しつつ、柔軟性とコスト効率を両立できる技術の登場は、これからの放送業界に大きな影響を与えるはずです。今後の動向にも注目していきたいと思います。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000101.000028223.html