ニュースの要約
- AI駆動で企画・要件定義が「カチッと」決まるAI要件定義自動化ツール「Kachitto」がベータ版をリリース開始
- ソフトウェア開発の初期フェーズをAIが支援し、工数削減と品質向上を実現
- 中小企業のDX推進や開発会社のプロジェクトリスク低減に貢献
概要
株式会社Infigateは、AIを活用した要件定義支援ツール「Kachitto(カチット)」のベータ版を、2025年6月10日より提供開始しました。
「Kachitto」は、ソフトウェア開発における企画書作成・要件定義・非機能要求の整理といった初期フェーズを、AIによる対話型サポートで自動化するクラウドツールです。開発プロジェクトの立ち上げ時によくある「目的の言語化が難しい」「要件がブレる」「関係者間で認識がずれる」といった課題に対して、生成AIが最適な章立てでドキュメント構成を提案し、対話形式で内容を整理・具体化していきます。
ベータ版では、AIによるドキュメント作成支援、コラボレーションと役割管理、バージョン管理・チャット機能、AIレビュー機能などが実装されています。これにより、開発側と発注側双方の非効率を解消し、上流工程の「見えない非効率」をAIの力で言語化・構造化することが期待されています。
対象ユーザーはIT・ソフトウェア開発企業、社内システム開発を進めたい事業会社の担当者、開発プロジェクトの立ち上げに関わるプロジェクトマネージャー・プロダクトオーナー、DXを進めたい非IT企業、ITコンサルタント企業などです。
今後はさらなる機能強化を進め、正式版のリリースを目指します。
編集部の感想
編集部のまとめ
Kachitto-カチット-:AI駆動で企画・要件定義が「カチッと」決まる! 要件定義自動化ツールがベータ版をリリース開始についてまとめました
今回株式会社InfigateがリリースしたAI要件定義自動化ツール「Kachitto」は、ソフトウェア開発の初期フェーズでの課題解決に大きな可能性を秘めています。
開発側と発注側双方にとって非効率な部分が多い上流工程を、AIによる自動化とコラボレーション機能で大幅に改善できる可能性があります。特に中小企業やDXを進めたい企業にとっては、「目的の言語化が難しい」「要件がブレる」といった課題解決につながるはずです。
また、バージョン管理やチャット機能など、開発プロジェクトの管理機能も備わっているのは使い勝手の良さにつながるでしょう。
今後のさらなる機能強化に期待が持てる製品だと感じました。特に中小企業のDX推進や開発会社のプロジェクトリスク低減に貢献できるのではないでしょうか。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000162854.html