「LINEアプリが端末のカメラ機能を使用できません」と出る原因は?
結論から言うと、原因の大半はスマホ側(OS)でLINEのカメラ権限がオフになっていることです。最短なら約1分で直ります。
- 最初に確認する場所は、端末の設定アプリにある「LINE」のカメラ項目
- 権限がオンでも出る場合は、他アプリによるカメラの占有やスクリーンタイム等の制限が疑われる
- 標準カメラで映るかどうかで、LINE側の問題か端末側の問題かを切り分けられる
- 最後の手段は再インストール(先にトーク履歴のバックアップが必須)
QRコードの読み取りや写真撮影、ビデオ通話をしようとして突然このメッセージが出て困っている方へ。このメッセージは「LINEがカメラを呼び出そうとしたが、端末に拒否された」という意味です。LINEの故障ではないケースが多いので、落ち着いて上から順に試してください。
まず試す|カメラ権限をiPhone・Androidで許可する手順
所要時間は約1分です。まずはここから確認しましょう。
iPhoneの場合
- ホーム画面の『設定』を開く
- 下へスクロールして『LINE』をタップ
- 『カメラ』のスイッチをオン(緑)にする
- LINEをいったん完全に終了してから開き直す
『LINE』の項目自体が見つからない場合は、『設定』→『スクリーンタイム』→『コンテンツとプライバシーの制限』→『カメラ』の許可状態を確認します。ここで制限されていると、アプリ側の権限をオンにしても使えません。
Androidの場合
- 『設定』→『アプリ』(または『アプリと通知』)を開く
- 一覧から『LINE』を選ぶ
- 『権限』をタップ
- 『カメラ』を選び、『アプリの使用中のみ許可』にする
ビデオ通話では『マイク』の権限も必要です。カメラだけ許可して通話が始まらない場合は、マイクも合わせて確認してください。
「今後確認しない」「許可しない」を選ぶと、LINEの画面上では再度ダイアログが出なくなります。必ず端末の設定アプリから変更してください。
原因の切り分け:標準カメラで撮影できるか確認
権限をオンにしても直らない時は、端末の標準カメラアプリを起動して判断します。
| 標準カメラの状態 | 考えられる原因 | 次にやること |
|---|---|---|
| 普通に映る | LINE側の不具合・権限・キャッシュ | アップデート、キャッシュ削除へ |
| 真っ黒・起動しない | 他アプリの占有、OSの一時不具合、故障 | アプリ終了、再起動へ |
| 起動自体が制限される | 機能制限・管理設定 | 制限設定の確認、管理者に相談 |
標準カメラも映らない場合、LINEをいじっても解決しません。端末側の対処を優先しましょう。
切り分けは30秒でできます。遠回りを避けるため、権限確認の次に必ずここを試すのが近道です。
他のアプリがカメラを使っていないか確認する
カメラは同時に1つのアプリしか使えません。ビデオ会議アプリやスキャナーアプリ、ライト系アプリがバックグラウンドで占有していると、LINEは起動できません。
- iPhone:画面下から上へスワイプして止め、アプリ切替画面で他のアプリを上にスワイプして終了
- Android:ナビゲーションの『最近使用したアプリ』を開き、『すべて閉じる』をタップ
iPhoneは画面右上、Androidは状態バーにカメラ使用中を示す緑のランプが出ます。点灯したままなら、どこかのアプリが占有中です。
PCと同じ端末感覚で通話アプリを開きっぱなしにする方は特に注意。通話後は画面を閉じるだけでなく終了までしておくと安心です。
LINEを最新版にアップデートして再起動する
LINEは定期的に更新され、カメラ周りの不具合(黒画面など)が修正されることがあります。古いバージョンのままだと、OS側の更新と噛み合わずエラーになる場合もあります。
- App Store(iPhone)またはPlayストア(Android)でLINEを検索
- 『アップデート』と表示されていればタップ
- LINEを完全終了してから開く
- 改善しなければ端末の電源を切り、30秒ほど待って再起動
キャッシュ削除・ストレージ容量を確認する
空き容量が極端に少ないと、カメラの動作が不安定になることがあります。目安は空きが1GB以上。足りなければ不要な動画や写真を整理しましょう。
- LINEのホームから『設定』(歯車)をタップ
- 『トーク』→『データの削除』を開く
- 『キャッシュ』の『削除』をタップ
キャッシュはトーク履歴や写真そのものとは別物で、削除しても会話は消えません。ただし、『トーク履歴』など他の項目は選ばないよう注意してください。
「データの削除」画面には、トーク履歴を消す項目も並んでいます。キャッシュ以外はタップしないようにしましょう。
場面別の対処:QRコード読み取り・写真撮影・ビデオ通話
| 場面 | つまずきやすい点 | 対処 |
|---|---|---|
| QRコード読み取り | カメラ権限オフ | 『友だち追加』→『QRコード』で権限を許可。難しければ端末の標準カメラで読み取る |
| 写真撮影・送信 | トーク画面のカメラボタンが反応しない | 標準カメラで撮ってから、写真ライブラリ経由で送る |
| ビデオ通話 | 自分の映像だけ映らない | カメラとマイク両方の権限確認、通話中のカメラ切替ボタンを確認 |
急ぎの時は「標準カメラで撮って送る」回避策が有効です。原因調査は後回しにしても構いません。
QRコードは、画像として保存してもらい、LINEの『QRコードリーダー』から『ライブラリ』で読み込む方法もあります。
それでも直らない時:再インストールとトーク履歴バックアップ
ここまでで直らなければ再インストールです。ただし、先にトーク履歴のバックアップを取ってください。バックアップなしで消すと、履歴が戻らなくなる可能性があります。
- 『設定』→『トークのバックアップ』を開く
- iPhoneは『今すぐバックアップ』、Androidは『Googleドライブにバックアップ』をタップ
- 完了表示を確認
- LINEを削除し、ストアから再インストール
- ログイン後、『トーク履歴を復元』を選ぶ
再インストールにはアカウント引き継ぎの準備も必要です。メールアドレスとパスワードの登録、電話番号の確認を先に済ませておきましょう。
それでも改善しない場合は、OSを最新に更新するか、LINEアプリ内の『設定』→『LINEのお問い合わせ』から相談できます。標準カメラも映らない場合は、端末メーカーの窓口や修理店が適切です。
バックアップ前の削除は避けてください。特にAndroidは、Googleアカウントのログイン状態も確認しておくと安心です。
PC版LINEでカメラが使えない場合
Windowsの場合
- 『設定』→『プライバシーとセキュリティ』→『カメラ』を開く
- 『カメラへのアクセス』と『デスクトップ アプリがカメラにアクセスできるようにする』をオン
- LINEの通話設定でカメラデバイスを選び直す
Macの場合
- 『システム設定』→『プライバシーとセキュリティ』→『カメラ』
- 『LINE』をオンにして再起動
外付けカメラを使う場合は、PCにつないだ直後にLINEを開き、使うデバイスを手動で選択すると解決しやすくなります。
PCのカメラには物理シャッターやファンクションキーでのオフ機能がある機種もあります。ランプや本体側のスイッチも確認してみましょう。
よくある質問
自分の映像だけ相手に映らないのはなぜ?
通話中にカメラがオフになっているか、権限が片方だけ許可されている可能性があります。通話画面のカメラアイコンと、設定のカメラ権限を両方確認してください。
会社や学校から支給された端末だと直らない?
管理設定(MDM)でカメラ使用が制限されていることがあります。この場合、自分では変更できないため、情報システム部門や管理者への確認が必要です。
子どもの端末で使えない時は?
スクリーンタイムやファミリー向けの制限機能が原因かもしれません。保護者側で、アプリごとの許可設定を確認してください。
権限はオンなのにエラーが出るのは?
他アプリの占有、OSの一時不具合、アプリのバージョン違いが考えられます。アプリ終了、再起動、アップデートの順で試すと切り分けやすいです。
最初にやるべきことは?
まず設定アプリでLINEのカメラ権限を確認し、次に標準カメラで映るかを見る流れが最短です。
権限確認 → 標準カメラで切り分け → 他アプリ終了 → アップデート・再起動 → キャッシュ削除 → バックアップして再インストール。この順番で進めれば、多くの場合は途中で解決します。
2026年10月時点の情報です。画面名は端末・OSのバージョンで異なる場合があります。

















