結論から言うと、NHK for School(通称「NHKスクール」)は小学校低学年から高校生までを対象に、国語・算数(数学)・理科・社会・英語・体育・音楽・図工など幅広い教科の学習動画を無料で視聴できるNHKの教育サービスです。ウェブサイトのほか、iPhone/iPad向け「NHK ONE for School」、Android向け「NHK for School」の専用アプリが用意されており、キーワードや学年・教科での絞り込み検索、プレイリスト作成、動画の共有といった機能が使えます。
- 対象学年は小学校低学年〜高校生、対象年齢のめやすは4才以上
- 動画本数はiOSアプリで約8000本、Android版で約1万本規模
- NHK受信契約がある場合、追加契約や追加料金なしで利用できるとされている
- 学年・教科・キーワードで動画を絞り込み、お気に入りをプレイリストにまとめられる
- 友人や先生とプレイリストを共有し、授業でも家庭学習でも活用しやすい
子どもの家庭学習に使える無料の学習動画サービスを探している方や、授業の補助教材を検討中の先生にとって、NHKスクールがどんなサービスで何ができるのか、実際の使い方とあわせて整理していきます。
NHK for School(NHKスクール)とは
NHK for Schoolは、NHKが長年制作してきた学校向け放送番組の映像をオンラインでまとめて視聴できるサービスです。もともとはテレビ放送を前提に作られた教材ですが、現在はウェブサイトとスマートフォン・タブレット向けアプリの両方から視聴できる形に整理されています。1本あたりの動画は数分から10分程度に収まっているものが多く、授業の導入や補足として使いやすい長さになっています。
教科は国語・算数(数学)・理科・社会・英語・体育・音楽・図工(美術)など主要教科をカバーしており、対象学年は小学校低学年から高校生まで幅広く設定されています。高校生向けには「NHK高校講座」という関連サービスもあり、放送スケジュールや学習に役立つ資料・映像を確認できます。
NHKスクールの使い方(3ステップ)
- アプリまたはウェブサイトを開く(約1分)|iPhone/iPadは「NHK ONE for School」、Androidは「NHK for School」というアプリ名でストアから検索するか、ウェブサイト版にブラウザからアクセスします。
- 学年・教科・キーワードで絞り込む(約2分)|画面上部の検索欄にキーワードを入力するか、『学年』『教科』のメニューから条件を選んで動画一覧を表示します。番組名から探す一覧機能も用意されています。
- 動画を視聴し、必要ならプレイリストに追加する(視聴時間は動画により数分〜10分程度)|気に入った動画は『プレイリストに追加』のようなボタンから保存でき、あとでまとめて見返したり、友人や先生と共有したりできます。
初めて使う場合は、まず学年と教科だけで絞り込んで一覧を眺めてみると、どんな番組があるか全体像をつかみやすくなります。キーワード検索は「単元名」や「授業で扱うテーマ」を入力すると目的の動画にたどり着きやすいです。
主な機能と活用法
NHKスクールには、学習を進めやすくするための機能がいくつか用意されています。
キーワード・学年・教科での絞り込み検索
約8000本規模(Android版はさらに多い)の動画の中から、キーワード入力または学年・教科の条件指定で目的の動画を絞り込めます。授業の単元や家庭学習のテーマに合わせて探しやすいのが特徴です。
プレイリスト作成・共有
気に入った動画や授業で使いたい動画をプレイリストにまとめて保存できます。作成したプレイリストは友人や先生と共有できるため、クラス単位での予習・復習にも活用しやすい仕組みです。
番組一覧からの視聴
Eテレで放送されている人気番組を含む番組一覧から、気になるシリーズをまとめて探すこともできます。単発の動画だけでなく、シリーズ全体を追いたい場合に便利です。
動画によっては字幕表示やテレビ画面への出力に対応しているものもあり、リビングの大画面で家族と一緒に視聴する使い方もできます。視聴後の内容を紙で振り返りたい場合に活用できる資料が用意されている動画もあります。
対応教科・学年の早見表
結論から言うと、NHKスクールは小学校低学年から高校生まで、主要教科をひととおりカバーしています。学年が上がるほど教科の専門性も高まり、特に理科・社会・英語は中学・高校向けのラインナップが充実しています。
| 対象学年 | 主な教科 | 活用シーン |
|---|---|---|
| 小学校低学年 | 国語・算数・音楽・図工 | 基礎の理解、授業導入の視聴 |
| 小学校高学年 | 国語・算数・理科・社会・英語・体育 | 単元の予習・復習、家庭学習 |
| 中学生 | 理科・社会・英語・数学系コンテンツ | 定期テスト前の復習、苦手単元の補強 |
| 高校生 | NHK高校講座の各科目 | 放送スケジュールに沿った学習、資料・映像の確認 |
教科ごとのラインナップは学年によって偏りがあるため、探している単元がすぐに見つからない場合はキーワード検索と教科メニューの両方を試してみると見つかりやすくなります。
料金の考え方
結論から言うと、NHKスクールは既存のNHK受信契約がある場合、追加の契約や追加料金なしで利用できるとされています。ウェブサイト版は学校や家庭での学習利用を前提に幅広く公開されており、アプリ版もNHK受信契約の有無に応じた案内が表示される仕組みになっています。
| 利用方法 | 動画本数のめやす | 特徴 |
|---|---|---|
| ウェブサイト版 | 幅広いラインナップ | ブラウザからすぐアクセス可能 |
| iOSアプリ(NHK ONE for School) | 約8000本 | 検索・プレイリスト・共有機能が充実 |
| Androidアプリ(NHK for School) | 約1万本規模 | 学年・教科の絞り込みに対応 |
こんな人には向いている・向かない
NHKスクールが向いているかどうかは、探している教材のタイプによって変わります。
向いている人
- 子どもの家庭学習用に、教科書に沿った補助教材を無料で探している人
- 授業の導入や振り返りに使える短尺の映像教材を探している先生
- 単元ごとにピンポイントで動画を見返して復習したい中学生・高校生
向かない人・苦手な人向けの対処法
体系立てたカリキュラムのように順序立てて学びたい人には、動画が単元別に分散している分、最初は探しにくく感じられることがあります。その場合はプレイリスト機能を使って、自分なりの学習順にあらかじめ並べておくと使いやすくなります。
学校の授業進度に合わせて動画を探したい場合は、教科書の単元名をそのままキーワード検索に入力すると、該当する動画にたどり着きやすくなります。
NHKスクールが表示されない・見つからない時の対処法
アプリストアで名前を検索しても見つからない、動画が再生できないといった声も見られます。原因を切り分けて対処しましょう。
アプリが見つからない場合
iPhone/iPadでは「NHK ONE for School」、Androidでは「NHK for School」と、OSごとにアプリ名が異なります。「NHKスクール」とだけ検索すると見つからないことがあるため、正式名称で検索し直してみてください。
動画が再生できない場合
通信環境が不安定だと動画の読み込みに時間がかかることがあります。Wi-Fi環境で再度試すか、アプリのバージョンが最新かどうかを確認すると改善するケースがあります。
目的の動画が見つからない場合
キーワードが具体的すぎると該当がゼロになることがあります。まず教科・学年の絞り込みだけで一覧を表示し、そこから番組名で探し直すと見つけやすくなります。
アプリ名を「NHKスクール」で統一して検索し続けると該当アプリが表示されないままになりやすいので、正式名称での検索に切り替えることが近道です。
よくある質問
NHKスクールとNHK for Schoolは同じものですか?
はい、NHKスクールはNHK for Schoolの通称として使われている呼び方です。正式なアプリ名やサイト名は「NHK for School」「NHK ONE for School」となります。
NHK受信契約がなくても使えますか?
ウェブサイト版は学習目的での利用を前提に公開されていますが、アプリ版はNHK受信契約の有無に応じた案内が表示される仕組みになっているとされています。契約状況に不安がある場合は、利用開始時の案内表示を確認しておくと安心です。
対象年齢の下限はありますか?
アプリの対象年齢のめやすは4才以上とされており、未就学児から高校生まで幅広い年齢層で活用されています。
先生と動画を共有することはできますか?
プレイリスト機能を使えば、作成した動画リストを友人や先生と共有できます。授業前の予習リストや、クラスでの復習リストとして活用する使い方ができます。
NHKスクール(NHK for School)は、学年・教科別に無料の学習動画を探せるNHKの教育サービスです。ウェブサイトとアプリの両方から利用でき、プレイリスト機能を使えば自分だけの学習リストも作成できます。まずは学年と教科の絞り込みから使い始めてみるのがおすすめです。
情報は2026年7月時点のものです。最新の対応機種・動画本数はアプリ内の表示をご確認ください。

















