ニュースの要約
- 2人に1人以上がいらなくなったスマートフォンを「家に眠らせている」ことが判明
- そのほとんどは「データ消去や個人情報流出への懸念」や「売却のタイミングがわからない」等の理由で処分できずにいる
- 一方で、7割以上が買取に意欲を示しており、半数以上は4万円未満でも買取を検討
概要
世界最大級のリファービッシュ電子機器専門マーケットプレイスであるBack Market Japan株式会社が、全国の20~60代の男女1,000名を対象に「スマホ買取・リファービッシュスマートフォン」に関する意識調査を実施しました。
その結果、2人に1人以上が「家に眠るスマホ」を所有していることが判明しました。所有し続ける理由として、「データ消去・個人情報流出の懸念(31.3%)」、「お店に行くのが面倒(21.4%)」、「売却のタイミングが分からない(19.1%)」等が挙げられています。
一方で、7割以上が買取に意欲を示し、半数以上が4万円未満の買取価格でも検討すると回答しました。また、スマートフォンの買い替えに際して最も重視するポイントは「価格」と「バッテリーの持ち時間」で、約6割が7万円未満の予算で新端末を購入したいと考えていることがわかりました。
さらに、リファービッシュ品の認知度は低く、リファービッシュスマートフォンの実際の購入経験は7.7%にとどまっていることが判明しました。ただし、リファービッシュスマートフォンの品質に関するイメージが改善されれば、約4割が購入を検討するという結果も得られています。
編集部の感想
編集部のまとめ
【スマホ買取・リファービッシュスマホ】:Back Market、全国1,000人の「スマホ買取・リファービッシュスマホ」に関する意識調査を発表についてまとめました
今回のBack Marketの調査では、家庭に放置されているスマホが多数存在し、その理由としてデータ消去や個人情報流出への不安感が大きいことが明らかになりました。一方で、買取に意欲のある人も多いことから、リユースやリサイクルの需要は高いことが分かりました。しかし、リファービッシュ製品に対する認知度が低く、品質への不安感も根強いことが課題として浮き彫りになりました。
そのためBack Marketでは、100%のバッテリー容量を保証するリファービッシュ製品の提供を始めるなど、品質の面で顧客の不安を解消する取り組みを行っています。リファービッシュ品への理解が深まれば、スマホの新品購入に替えてより低価格で環境にも優しい選択肢として選ばれるようになるかもしれません。今後も製品の品質保証と認知度向上に力を入れていくことが重要だと思われます。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000103337.html