株式会社SMBが実施した調査によると、建設業と製造業の管理職の7割以上が、業務の属人化を実感していることがわかりました。特にその主な原因は「人材不足」によるものとされ、約9割が属人化の解消が人材不足の改善に重要と考えています。本記事では、この調査結果を詳しく解説します。
ニュースの要旨
・建設業と製造業の管理職に対して「人材不足と業務の属人化」について調査
・約8割が人材不足を感じており、特に建設業で強く実感
・7割以上が属人化している業務が存在すると回答
・属人化の主な原因は「人材不足」と業界ごとの専門性や業務引き継ぎの問題
・属人化が続くことで従業員の負担増や業務効率低下などのリスクが懸念される
・属人化解消には業務フローの見直しやマニュアル整備などが必要と認識
2025年に向けて深刻化が予想される労働力不足と、業務が特定の社員に依存する属人化の問題を管理職層がどう考えているのか、調査結果を基に紐解いていきます。
詳細情報
株式会社SMBが2025年1月に実施した調査では、建設業および製造業の管理職1,021人を対象に人材不足と属人化の実態を探りました。結果、両業界とも8割以上が現在の業務において人材不足を感じていることが明らかに。特に建設業では半数以上が「とても感じている」と回答しています。
人材不足の原因として、建設業では「業界の魅力不足(60.9%)」や「労働時間・環境の問題(53.3%)」が挙げられ、製造業では「給与や福利厚生の不十分さ(44.1%)」や「高齢化によるベテラン退職(39.3%)」が特徴的でした。
さらに、属人化がある業務については全体の約7割以上が該当すると答えており、両業界とも「業務全体の進行管理」が最も属人化しやすい業務でした。製造業では加えて「問題発生時のトラブル対応」も高い割合を占めています。
属人化の原因は共通して「人材不足により特定の人に業務が集中していること(49.1%)」がトップ。また建設業では「業務の複雑さ・専門性が高いこと」や「デジタル化の遅れ」、製造業では「引き継ぎ不足」や「マニュアルの不備」が挙げられ、業界特有の事情も影響しています。
属人化が続くことで、従業員の負担が増し、業務効率や品質の低下といったリスクが高まることも両業界で共通認識に。実際に属人化トラブルとして「担当者の突然不在による資料不明」「残業増加や効率悪化」「顧客への影響」なども報告されています。
属人化から脱却するためには、約4割が「業務フローの見直しや簡素化」、「業務マニュアルの作成・整備」、「業務の分担化・チーム化の推進」が必要と回答。デジタル化による改善も期待されており、人材不足対策としての属人化解消が急務であることが浮き彫りになりました。
まとめ
今回の調査は、建設業と製造業の現場で管理職が感じている「人材不足」と「属人化」の深刻な状況を示しています。属人化は業務の偏りや引き継ぎ不足、マニュアル整備の遅れから起こりやすく、これらが企業の効率化や品質維持を阻害している状況です。
解決には業務の見直しやチーム化、さらにはデジタル技術の活用が求められています。属人化を放置するリスクは高く、人材確保と合わせて業務体制の柔軟な改革が必要と言えるでしょう。今後も業界全体で属人化解消への取り組みが進むことが期待されます。
【株式会社SMB】 【建設業・製造業の管理職に調査】7割以上が属人化している業務があると回答!属人化が起こっている原因は共通して「人材不足」が1位に by PR TIMESをまとめました
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000113102.html













