日本IBMとロレアルが、化粧品開発に特化した業界初のAIモデルを共同で開発。環境に優しい持続可能な原材料の使用促進を目指し、生成AI技術を活用した画期的な研究開発が始動しました。
ニュースの要旨
- 日本IBMとロレアルがサステナブルな化粧品開発向けAIモデルを構築
- 消費エネルギー削減と廃棄物低減に寄与する革新的テクノロジー
- ロレアルの研究者約4,000人を支援し、製品のパーソナライズ化も実現
- 「ロレアル・フォー・ザ・フューチャー」2030年目標達成に貢献
本 文
フランス・パリ及び米国ニューヨーク州発、2025年1月16日。日本IBMは世界的化粧品ブランドのロレアルと協力し、化粧品処方データに特化したAI基盤モデルを開発しました。このAIモデルは、生成AI技術を駆使して化粧品処方に関する大量のデータを解析し、消費エネルギーの減少や材料廃棄の抑制など、持続可能な化粧品製造の実現を目指します。
ロレアルはブランド創立115周年を迎えており、「ロレアル・フォー・ザ・フューチャー」プログラムの一環として、2030年までに主力製品の大部分をバイオ由来や循環型経済に基づく原材料で調達する計画です。今回のAIモデルは、このビジョン達成に向けた技術的基盤となります。
ロレアルのイノベーション&製品開発責任者ステファン・オルティス氏は、「この協業により、イノベーションや製品改良のスピードが飛躍的に向上し、より個別化されたサステナブル製品の開発が期待できる」とコメント。IBMのAI技術はさらに、ロレアルの4,000人を超える研究者による新製品開発や既存製品の改善を強力に後押しするとしています。
AIモデルは基盤モデルという方式を採用し、広範囲のデータから学習を行い、多様なタスクに応用が可能です。これにより化学データ解析から地理情報データ、時系列分析まで対応し、化粧品研究における多角的なイノベーションを促進します。
IBMの欧州・アフリカ担当バイス・プレジデント兼リサーチ チューリッヒ所長アレッサンドロ・クリオーニ氏も「生成AIの力で環境保護にも寄与し、新たなビジネス変革を推進する」と強調。両社が手を組むことで、美容技術の最先端への一歩を踏み出しました。
詳細情報
ロレアルは115年の歴史を持つ美容業界のリーディングカンパニー。多彩な37ブランドを展開し、世界11カ国に研究開発拠点を持ちます。2023年の売上高は約412億ユーロに上り、デジタル人材6,500人超などテクノロジーを積極的に取り入れています。IBMも175カ国以上でハイブリッドクラウドとAIサービスを提供し、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援しています。
今回の共同プロジェクトでは、大量処方データと成分データの解析、製品ラインのパーソナライズ化、製造過程の最適化など多岐に渡る業務改善にAIが活用されます。IBM Consultingが処方開発のプロセス再設計も支援します。
まとめ
日本IBMとロレアルによる持続可能な化粧品開発のためのAIモデル構築は、美容分野におけるテクノロジーとサステナビリティの融合を象徴する動きです。従来の化粧品開発にAIを活用し、環境負荷の軽減だけでなく、消費者一人ひとりにより適した製品の創出を可能にします。美容業界の未来を変える大きな一歩として注目されるでしょう。
【日本IBM】 IBMとロレアル、持続可能な化粧品開発を推進する初のAIモデルを構築 by PR TIMESをまとめました
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000596.000046783.html













