FEMCATION白書：20～40代男女1,500人ずつに聞いた”プレコンセプションケア”の実態を調査

ニュースの要約
概要
編集部の感想
編集部のまとめ
1. FEMCATION白書：20～40代男女1,500人ずつに聞いた”プレコンセプションケア”の実態を調査についてまとめました

ニュースの要約

日常的な健康管理には約7割が取り組むものの、妊娠を見据えた健康づくりに取り組む人は1割程度にとどまっている
20～30代の半数～6割が将来子どもを欲しいと考えているものの、妊活や妊娠への不安は経済的な負担が最も大きい
企業や自治体の支援制度は一定の評価を得ているものの、制度の詳細を知る人は1割未満と情報の浸透に課題がある

概要

株式会社エムティーアイが運営するウィメンズヘルスケアサービス『ルナルナ』は、「FEMCATION（フェムケーション）」プロジェクトの一環として、20～40代の男女1,500人ずつを対象に「プレコンセプションケア」に関する実態調査を行いました。

「プレコンセプションケア」とは、ライフプランを見据え、男女を問わず将来の妊娠や出産を考えながら、生活習慣や健康と向き合う取り組みです。本調査では、その概念を「妊娠の準備」に限定せず、”将来の選択肢を持ち続けるための新しいライフデザイン”と捉え、人々の意識と行動を多角的に分析しています。

調査の結果、日常的に健康に気を付けている人は約7割いるものの、将来の妊娠を見据えて健康づくりに取り組む人は1割程度にとどまっていることが明らかになりました。一方、20～30代の半数～6割が将来子どもを欲しいと考えている一方で、妊活や妊娠への不安は経済的な負担が最も大きいという実態も浮き彫りになりました。企業や自治体の支援制度については一定の評価を得ているものの、制度の詳細を知る人は1割未満と、情報の浸透に課題があることも判明しました。

編集部の感想

「プレコンセプションケア」という概念が注目されてきているなか、まだ浸透が十分ではないことがよくわかりました。自分の健康管理だけでは難しく、社会全体で支えあっていく必要があるんだと感じました。
20～30代の多くが子育てに不安を感じている一方で、経済的なサポートの必要性も浮き彫りになりました。企業や自治体がより手厚い支援を行うことで、若い世代が安心して子育てできる社会につながるかもしれません。
この調査結果をもとに、プレコンセプションケアの重要性を訴求し、社会全体での取り組みにつなげていってほしいですね。ライフステージに合わせた健康支援が受けられる環境作りが期待されます。