【フラー】:後期高齢者の1ヶ月あたりのアプリ利用個数は39個

本サイトではアフィリエイト広告を利用しています

最新ニュース

ニュースの要約

  • 後期高齢者の1ヶ月あたりのアプリ利用個数は39個で、全年代平均より11.5個少ない
  • 後期高齢者のスマートフォン利用率は一日を通して全年代より低い水準で推移
  • 直近1年以内にリリースされたアプリを「1つも利用していない」後期高齢者は60.3%に上る

概要

フラー株式会社が提供するアプリ市場分析サービス「App Ape」のデータを分析した「年代別アプリ利用動向レポート2025 後期高齢者編」が公開されました。

本レポートでは、75歳以上の後期高齢者のスマートフォン利用実態が明らかになりました。後期高齢者の1ヶ月あたりのアプリ利用個数は39個で、全年代平均より11.5個少ない結果となりました。カテゴリ別に見ると、「ファイナンス」「ニュース&マガジン」「健康&フィットネス」の3カテゴリでは、後期高齢者の利用個数が全年代の平均を上回っているものの、それ以外のカテゴリでは後期高齢者の月間アプリ利用個数が全年代の平均を下回る結果となっています。

また、後期高齢者のスマートフォン利用率は一日を通して全年代より低い水準で推移しており、利用率の変動自体もなだらかで、12時にわずかな山はあるものの、9時~18時の日中の利用率は50%前後でほぼ一定しています。夜は全年代より早い19時から利用率が下がり始めています。

さらに、直近1年以内にリリースされたアプリを「1つも利用していない」後期高齢者は60.3%に上り、全年代平均(44.3%)を大きく上回っています。後期高齢者の直近1年以内にリリースされたアプリの平均利用個数は0.8個で、全年代平均の1.2個を下回っており、新規アプリへの接触は限定的であることが示されています。

編集部の感想

    高齢化が進む中、高齢者のデジタル利用動向を把握することは非常に重要ですね。
    スマートフォンの平均利用個数が39個と少ないのは、高齢者が新しい技術になじむのに時間がかかるということなのかもしれません。
    直近1年以内の新規アプリ利用が少ないのは、高齢者層にとってはアプリの更新サイクルが速すぎるのかもしれません。

編集部のまとめ

【フラー】:後期高齢者の1ヶ月あたりのアプリ利用個数は39個についてまとめました

このレポートは、高齢化が進む中で重要視されるデジタルデバイスの利用状況を、後期高齢者に焦点を当てて詳細に分析したものです。

後期高齢者のスマートフォン利用が全年代平均よりも低いことが明らかになりました。アプリの利用個数、利用時間帯、新規アプリの利用率など、高齢者のデジタル利用実態が具体的に数値で示されています。

これらの結果から、高齢者層にとってはスマートフォンやアプリの操作性や新機能の習得が難しく、更新のサイクルが速すぎるのではないかと推察されます。今後、高齢者の特性に合わせたアプリ設計やサービス提供が重要になってくると考えられます。

高齢化が急速に進む日本社会において、こういった高齢者のデジタル利用動向を詳細に分析することは意義深いと思います。高齢者のニーズに合ったデジタルサービスを提供していくことが、これからの課題だと感じました。

参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000480.000005362.html