ニュースの要約
- フィノバレーと長野県白馬村・小谷村が、広域連携デジタル地域通貨「アルプスPay」を共同で提供開始
- 地域住民への利便性向上と地域経済活性化を目指す、”観光地でありながら地域住民が暮らしやすい”制度設計を実現
- 多様な機能を備え、地域経済の循環とコミュニティの活性化を促進
概要
TISインテックグループの株式会社フィノバレーと、長野県の白馬村・小谷村は、デジタル地域通貨サービス「アルプスPay」を2025年11月17日より提供開始することを発表しました。
「アルプスPay」は、フィノバレーが提供するデジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を活用し、白馬村・小谷村の広域生活圏・観光圏にまたがったシームレスなキャッシュレス決済を実現したものです。
観光客だけでなく地域住民のキャッシュレス利用を促進し、地域経済の循環とコミュニティの活性化を図るべく、さまざまな機能を用意しています。
自治体の垣根を超えた広域連携モデルとなるこの取り組みは、観光客の決済利便性向上と地域住民の生活向上の両立を目指すもので、行政サービスのデジタル化や事業者支援など、地域の持続可能性を支えるインフラとしての役割も期待されています。
編集部の感想
編集部のまとめ
アルプスPay：TISインテックグループ、フィノバレーと長野県白馬村および小谷村が広域連携デジタル地域通貨を提供開始についてまとめました
今回のニュースは、TISインテックグループのフィノバレーと長野県の白馬村・小谷村が共同で、地域住民と観光客双方のニーズに応えるデジタル地域通貨「アルプスPay」の提供を開始したものです。
白馬村と小谷村という隣接する2つの自治体が広域連携を実現したことで、地域の生活圏・観光圏を一体的に捉え、観光客の決済利便性向上と地域住民の生活支援という両面から地域課題に取り組むことが可能になりました。
そしてフィノバレーが提供する地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を活用することで、短期間・低コストでのサービス構築が実現し、地域の持続可能性を支えるインフラとして期待されています。
加盟店への手数料無料化やポイント還元、行政ポイント等の機能を備えるなど、地域経済の循環とコミュニティの活性化を促進する工夫も凝らされています。今後の展開にも注目が集まりそうです。
参照元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001851.000011650.html
