ニュースの要約
- ジオフラ株式会社が、東京都水道局との協働プロジェクトに採択された。
- 災害時給水ステーションの認知度向上を目的として、位置情報を活用したゲーム型コンテンツを開発・導入する。
- 移動体験をエンターテインメントにする「プラリー」アプリを活用して、幅広い年代層にアプローチする。
概要
「人流の創出で、地域経済・地方経済を活性化する」をミッションに掲げるジオフラ株式会社は、東京都が主催する「令和7年度 現場対話型スタートアップ協働プロジェクト」に採択され、東京都水道局との協働プロジェクトを開始する。
東京都水道局の調査によると、災害時給水ステーションの存在を知る都民は約55%であり、特に若年層への浸透が課題となっている。そこでジオフラは、おでかけエンタメアプリ「プラリー」を活用し、災害時給水ステーションをアプリ上のスポットとして設定することで、その存在と場所を知る機会を増やすことが期待されている。
プラリーは、日常の移動を「楽しい体験」に変えるオンラインとオフラインを融合したサービスで、月間数十万人規模のユーザーに利用されている。災害時給水ステーションの認知度向上に向けて、プラリーのゲーム型コンテンツを開発・導入することで、幅広い年代層にアプローチしていく。
編集部の感想
編集部のまとめ
ジオフラ：東京都水道局と協働開始。エンタメテクノロジーで防災インフラの認知向上へについてまとめました
今回の発表は、ジオフラ株式会社が東京都水道局と協働し、災害時給水ステーションの認知度向上に取り組むというものです。
東京都の調査では、約半数の都民しかこの給水ステーションの存在を知らないという課題があり、特に若年層への浸透が不足していることが分かりました。そこでジオフラは、日常の移動をエンターテインメントにする「プラリー」アプリを活用し、災害時給水ステーションの位置情報を盛り込んだゲーム型コンテンツを開発・導入することで、幅広い世代に認知を広げていくことを目指しています。
防災の分野においても、テクノロジーとエンターテインメントの掛け合わせで新しい体験を生み出す取り組みは注目に値します。ジオフラが掲げる「テクノロジーとエンターテインメントの力で人の心を動かし、すべての場所に人が集まる理由をつくる」というビジョンが、公共性の高い領域でも発揮されることを期待しましょう。
参照元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000133869.html
