ニュースの要約
- サービス開始から1か月で35の国・地域から利用、ARPPUは1,500米ドル(一般的なゲームユーザー比+28%)
- リワードで獲得したUSD₮の90%が再利用――安全で利便性の高い決済手段としてステーブルコインの定着を示唆
- 高い継続率とARPPUにより、ユーザー主導の取引市場が新たなゲーム成長基盤となる可能性を実証
概要
LINEが提供する人気MMORPG『LORDNINE: Infinite Class』のゲーム内C2Cアイテム取引マーケットプレイス「NEXT Market」が、サービス開始から初月で累計取引額1,500万米ドルを記録しました。
NEXT Marketは、ステーブルコインUSD₮での決済に対応し、ウォレットとゲーム内アカウントをセキュアに接続することで、利便性と安全性を両立したカスタマイズ型マーケットプレイスです。
ゲーム内ミッションの達成でUSD₮報酬を付与する「ミッション&リワード」プログラムにより、プレイヤーの参加と循環を促進し、ゲーマー主導のエコシステムを強化しています。
初月の実績では、USD₮主導の取引拡大、極めて高い継続傾向を示すユーザーロイヤルティ、35以上の国・地域からの越境取引など、ステーブルコインを活用したゲーム内C2Cエコノミーの有効性が実証されました。今後もLINE NEXTはこの取り組みを拡大し、ゲームにおけるユーザー価値創造を促進していく予定です。
編集部の感想
編集部のまとめ
NEXT Market:ステーブルコイン基盤のゲーム内アイテムマーケット、累計取引額1,500万米ドルを達成についてまとめました
LINEが提供するMMORPG『LORDNINE: Infinite Class』のゲーム内アイテム取引マーケット「NEXT Market」が、サービス開始から1か月で累計取引額1,500万米ドルを達成したことは、大変注目に値する成果です。
本マーケットはステーブルコインUSD₮を活用し、ウォレットとゲーム内アカウントを安全に接続することで、利便性と安全性を両立した仕組みを実現しています。加えて、ゲーム内ミッションによるUSD₮報酬付与などのインセンティブ設計により、ユーザーの参加と循環を促進する、ゲーマー主導のエコシステムを構築できたことが特徴的です。
実際の初月実績では、35か国以上からの利用者、平均課金額の高さ、極めて高い継続率など、ステーブルコインを活用したゲーム内経済の有効性が実証されています。今後のさらなる取り組み拡大に期待が高まる一方で、ゲームアイテムの適切な取り扱いや、健全な経済循環の維持など、制度面での課題への対応にも注目が集まるでしょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000145432.html