BAND：岐阜県ホテル旅館組合、地域単位で進む組合DX！BAND導入で情報基盤を強化

ニュースの要約

岐阜県ホテル旅館組合では、組合員500名を超える情報共有の効率化のため、無料グループコミュニケーションアプリ「BAND」の導入を進めています。

これまで会議の出欠確認や資料配布などに電話・メール・FAX・郵送に依存し、確認や再送に手間とコストがかかっていました。組合内では「紙が行き渡らない」「誰に届いたか分からない」といった課題も指摘されていました。

また、各ホテル・旅館の現場でも連絡の分散や緊急対応の遅れ、シフト共有や採用連絡の非効率など、さまざまな課題を抱えていました。これらの課題をBANDの導入で解決することが期待されています。

まずは地域単位での導入から始め、徐々に県全体へ広げていく取り組みは効果的だと思います。

組合運営と施設オペレーションの両面でBANDを活用し、デジタル化を推進していくのは大変参考になるアプローチだと感じました。

ホテル業界のDX化が進むことで、顧客体験の向上やスタッフの負担軽減にもつながってくると期待できそうです。

今回の取り組みは、ホテル旅館業界における組合単位でのデジタル化推進の好事例だと言えるでしょう。

まずは東濃地域の組合員を対象に、BANDの機能や活用方法を紹介するセミナーを開催し、現場の声を聞きながら導入を進めています。その後は他のブロックでも順次セミナーを開催し、岐阜県全域へBANDの導入を広げていく計画とのことです。

組合全体でBANDを活用することで、ペーパーレス化やスムーズな情報共有が実現でき、組合運営の効率化と現場オペレーションの改善が期待できます。また、デジタル化に前向きな組合の取り組みは、ホテル旅館業界のDX化を加速させる一助になるのではないでしょうか。