ニュースの要約
- 秋田県および秋田県警察と「遭難ZERO協定」を締結し、登山届がスマホのアプリで完結できるようになった
- 登山計画をYAMAPに提出すると、秋田県・秋田県警察にも共有され、遭難者の迅速な救助につながる
- 登山者の利便性が向上し、秋田県・秋田県警察も把握できる登山届の数が大幅に増加する
概要
登山アプリ「YAMAP」を運営する株式会社ヤマップは、秋田県および秋田県警察と登山届に関する「遭難ZERO協定」を締結しました。
これまで登山者は事前に登山の計画を立て、登山口に設置された登山届ポストで専用の書類に登山計画を記入して提出したり、事前に郵送などで登山計画を秋田県警察に提出したりする必要がありました。しかし、YAMAPには事前にコースタイムを自動計算して無理のない登山計画が作成できる機能があり、「YAMAPに登山計画を提出する」を押すと、大切な家族など(緊急連絡先)に計画を共有できる機能も備えています。今回の協定により、YAMAPに登山計画を提出すると、秋田県・秋田県警察へも共有されるようになりました。
登山者は別に登山計画書を記入・郵送・投函したりするなどの手間が省けて利便性が上がります。一方、秋田県・秋田県警察は把握できる登山届の数が大幅にアップすることが見込まれ、万が一の遭難の場合でも救助に有用な登山計画情報及び、遭難者の位置情報が分かる「遭難者検索システム」に24時間365日いつでもアクセスすることができ、救助の迅速化が期待されます。
編集部の感想
編集部のまとめ
ヤマップ:登山届、スマホで完結 秋田県および秋田県警察と協定締結についてまとめました
このたび、登山アプリ「YAMAP」を運営するヤマップが秋田県および秋田県警察と登山届に関する「遭難ZERO協定」を締結したニュースは、登山の安全性向上に大きな前進をもたらすものだと思います。これまで登山者が面倒に感じていた登山計画の事前提出が、YAMAPアプリから簡単に行えるようになることで、登山届の提出率が大幅に向上することが期待されます。
さらに、その情報が秋田県・秋田県警察にも共有されることで、遭難時の捜索・救助活動の迅速化にもつながります。今後、ヤマップが他の自治体・警察とも同様の協定を結び、全国規模での展開を図っていくことで、山岳遭難事故の防止につながることが期待できます。登山を安全に楽しむためのサポートサービスとして、ヤマップの取り組みに注目していきたいと思います。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000252.000011352.html