ニュースの要約
- 常時起動型AI「StandBy」のクラウドファンディングが開始される
- StandByは24時間音声を解析し、ユーザーの人生を記憶するAIアシスタント
- 将来的には視覚認識機能の追加やAPIエコシステムの構築、次世代HCIの実現を目指す
概要
AI-zen株式会社は、常時起動型AIアシスタント「StandBy」のクラウドファンディングをCAMPFIREにて開始します。
StandByは24時間音声を解析し、ユーザーのライフログや文字起こしを蓄積することで、ユーザーの人生を記憶し、プロンプトやウェイクワードなしで能動的にタスクを実行する、全く新しいAIアシスタントです。
現在は月額7,000円程の運用コストで24時間連続稼働を実現しており、ChatGPTの音声対話モードや非同期処理AIエージェントのDevinと比較して驚異的なコスト効率を達成しています。
今後の展望としては、視覚認識機能の追加によりPCスクリーンやスマートグラスのカメラと連携し「目」を与えることや、API/MCP連携によりStandByが蓄積した記憶を他のアプリが参照したり、他のカレンダーやタスク管理アプリをStandByが扱えるようにするAPIエコシステムの構築を予定しています。
最終的には、ファッションに介入しない非侵襲型デバイスとして、スマートコンタクトと歯の裏のデバイスによる次世代HCIの実現を目指しています。
編集部の感想
編集部のまとめ
StandBy:【AIに耳を与える】常時起動型AI「StandBy」クラウドファンディング開始についてまとめました
AI-zen株式会社が開発する常時起動型AIアシスタント「StandBy」は、24時間音声を解析し、ユーザーの人生を記録・記憶するという革新的なシステムです。
現在のクラウドファンディングでは、iOSアプリのβテスターへの招待やAndroid版開発への支援、事業計画書の提供などが用意されており、開発への期待が高まっています。
今後の展望として、視覚認識機能の追加やAPIエコシステムの構築、スマートコンタクトや歯の裏のデバイスなど、より使いやすく、より生活に寄り添うAIアシスタントの実現を目指しています。
24時間体制での動作、ChatGPTや他のAIエージェントと比べて遜色ないコスト効率など、StandByの技術力の高さが窺えます。プライバシーへの懸念もありますが、ユーザーの生活をサポートするAIアシスタントとしての可能性は大きいといえるでしょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000125667.html