結論から言うと:機種変更後は「新端末での認証再設定」だけ
SBI証券アプリの機種変更を検討中の方へ。新しいスマホでアプリを入れてログインし、FIDO認証(スマホ認証)と生体認証を設定し直せば、取引をそのまま再開できます。旧端末の設定を書き出す「引き継ぎ操作」は特にありません。
- 新端末でSBI証券 スマートアプリをインストールし、ログイン後に認証設定を行うだけで利用できます
- FIDO認証は端末ごとの登録なので、新端末では再設定が必要(旧端末の設定が自動で引き継がれるわけではありません)
- 生体認証(指紋・顔)は、先にスマホ本体へ登録しておくとつまずきません
- 旧端末を手放す前に、新端末でログインできることを確認しておくと安心です
所要時間の目安:約10分/必要なもの:ログイン用のユーザーネームとパスワード、認証コードを受け取れるメールまたは電話番号
読者が気になる3つの疑問
Q1. 旧端末で何か操作しておく必要はある? 基本的にありません。ただし、機種変更後に旧端末のデバイス認証を解除しておくと整理しやすくなります。
Q2. 生体認証は自動で使えるようになる? スマホ本体に指紋や顔を登録し、アプリの初回設定で「生体認証を利用する」をオンにすると使えます。
Q3. 旧端末が手元になくても大丈夫? 大丈夫です。紛失・故障の場合も、新端末でログインして認証設定をやり直す流れになります。
SBI証券アプリ機種変更の概要
SBI証券のアプリは、国内株式、投資信託、外国株式などの取引をスマホで手軽に行えるツールです。機種変更時は、新しい端末にアプリをインストールして初回設定を行えば利用を再開できます。指紋認証や顔認証などの生体認証も、新端末側で登録し直すことで引き続き使えます。
主な認証方式としてFIDO(スマホ認証)が採用されており、パスワードの入力なしで高いセキュリティを保てるのが特長です。FIDO認証は端末に紐づく仕組みのため、機種変更後は新端末で設定し直すのが基本になります。複数のデバイスを使い分ける場合も、端末ごとに設定できます。
機種変更の当日は、旧端末を初期化する前に新端末でのログインまで済ませておくのが無難です。認証コードの受け取り先(メール・電話番号)が旧端末に依存していないかも、あわせて確認しておきましょう。
機種変更前に確認すべきポイント
機種変更を成功させるには、事前の準備が鍵です。まずは現在のアプリ設定を確認しましょう。
- アプリのバージョン確認: 最新版にアップデートしておくと、新しい端末での互換性が向上します。
- ログイン情報の確認: ユーザーネームとログインパスワードを控えておきます。新端末ではこれらの入力が必要です。
- 認証方式の確認: FIDO認証や生体認証が有効かをアプリの設定画面でチェックします。
- 取引履歴や保有資産の控え: 入出金履歴や保有資産をスクリーンショットで保存しておくと安心です。
- 旧端末のデータ消去準備: 機種変更後に旧端末からアプリを安全に削除する手順を把握しておきます。
これらの準備で、移行時のトラブルを最小限に抑えられます。特に生体認証を使う場合は、新しいスマホで指紋や顔を先に登録しておくとスムーズです。
ログインパスワードを忘れていると、新端末での設定が進みません。旧端末を手放す前に、パスワードの再発行が必要かどうかを確認しておきましょう。
機種変更の手順詳細
ここからは、ステップバイステップで機種変更の手順を説明します。新しいスマホを手にしたら、すぐに始められます。
ステップ1: 新しいスマホでアプリをインストール(約2分)
App Store(iOS)またはGoogle Play(Android)からSBI証券 スマートアプリをダウンロードします。株アプリや投資信託アプリなど、利用中のアプリも必要に応じてインストールしましょう。インストール後、アプリを起動します。
ステップ2: 初回ログインと認証設定(約5分)
アプリ起動時にログイン画面が表示されます。ユーザーネームとログインパスワードを入力してログインします。初回は登録済みのメールアドレス宛に認証コードが届く場合があるので、受け取れる状態にしておきましょう。
続いて初回設定画面でFIDO認証を選択し、「生体認証を利用する」をオンにします。これで新しい端末に認証情報が登録されます。
生体認証を使う場合は、スマホ本体の設定で指紋や顔を登録済みであることを確認してください。設定完了後、アプリ内でテストログインを行い、正常に動作するか確かめておくと確実です。
ステップ3: 他のアプリやツールの連携確認(約3分)
SBI証券には、株アプリ、投資信託アプリ、HYPER SBIなどのツールがあります。これらを同じ端末で使う場合は、スマートアプリと連携してログインします。異なる端末で使う場合は、スマートアプリをアンインストールした状態で各アプリにログインできます。
PCツールからログインする場合も、FIDO認証が利用できます。
ステップ4: 旧端末のクリーンアップ(約2分)
新しい端末で一通り確認ができたら、旧端末からアプリを削除します。削除前にログアウトを確実に行い、データが残らないようにしてください。旧端末でアプリを削除しても、新端末のFIDO認証には影響しません。
手順の各ボタン名は、アプリのバージョンによって表記が少し変わることがあります。画面の案内に沿って、「認証設定」に関わる項目を選べば問題ありません。
やってはいけない行動
新端末での動作確認より先に旧端末を初期化するのは避けましょう。認証でつまずいた際に、旧端末の画面を見返せなくなります。
FIDO認証の詳細と機種変更時の利点
FIDO認証は、パスワードに代わるスマホ認証です。機種変更時は、新端末でアプリを入れて初回設定をするだけで完了し、面倒なデータ移行は要りません。これにより、セキュリティを保ちながら利便性を高められる点が魅力です。
複数デバイスを使う場合は、デバイス認証サービスを併用すると便利です。各デバイスを個別に管理でき、柔軟に運用できます。旧端末の紛失時も、新しい端末で認証設定をやり直せば利用を再開できます。
生体認証の再設定方法
生体認証が機種変更後に認識されない場合は、以下の順で対応します。
- スマホ本体の設定で、指紋または顔を新規登録する(約2分)。
- SBI証券スマートアプリを一度削除し、再インストールする(約3分)。
- 初回設定画面で『生体認証』を選択する。
これで指紋認証や顔認証が使えるようになります。うまくいかない場合は、スマホ本体側の生体認証が有効になっているかを先に確認しましょう。
マスク着用時や手が濡れている状態では、顔認証・指紋認証ともに反応しにくくなります。登録時は普段の状態で行うのがおすすめです。
デバイス認証サービスの活用
SBI証券のデバイス認証サービスは、登録したデバイスからのログインを許可する機能です。機種変更時は、旧デバイスの解除を行い、新デバイスを登録します。
解除手順:
- お客さま情報設定から「各種サービス」→「デバイス認証サービス」→「変更」。
- 「利用解除」を選択して完了。
解除後に新端末でログインすると、新デバイスとして登録できます。HYPER SBI 2などのツールでも同様に考えられます。
旧端末を売却・譲渡する予定なら、デバイス認証の解除まで済ませておくと、使わない端末が登録されたままになるのを防げます。
ログインできない・認証が通らない時の対処法
機種変更時に起こりやすい問題を、原因と対処ごとにまとめます。
| トラブル | 主な原因 | 解決策 |
|---|---|---|
| 生体認証が認識されない | スマホ本体に指紋・顔が未登録 | 本体で登録後、アプリを再インストールして初回設定で再登録(5分程度) |
| FIDO認証でログインできない | 新端末で認証設定が未完了 | 新端末でログインし、初回設定画面でFIDO認証を設定(引き継ぎ操作は不要) |
| 複数端末でエラーが出る | スマートアプリと他アプリの併用状態 | スマートアプリを利用する端末にのみインストール |
| ログイン画面が表示されない | アプリが古い/通信状態が不安定 | アプリを更新し、キャッシュクリアや再起動を実施 |
| 認証コードが届かない | 登録メール・電話番号が古い | 登録情報を最新のものに変更してから再試行 |
表の対処を順に試せば、多くのケースは解消できます。それでも解決しない場合は、SBI証券のサポート窓口に問い合わせると状況に合わせた案内が受けられます。
電話番号認証との併用
場合によっては、電話番号認証が絡むことがあります。機種変更で電話番号やメールアドレスが変わる場合は、機種変更の前に登録情報を最新に更新しておきましょう。変更手続きはWEB取引画面から行えます。先に更新しておけば、SMSやメールでの認証コード受け取りもスムーズです。
キャリア変更を伴う機種変更では、旧番号が使えなくなってから登録情報を直そうとしても、認証コードが受け取れず手続きが進みません。番号が使える間に変更しておくのが鉄則です。
機種変更後のアプリ活用Tips
機種変更を機に、アプリの使い勝手も見直してみましょう。
- 取引画面のカスタマイズ: メニューバーから国内株式や外国株式へすばやくアクセスできます。
- 口座管理の確認: 入出金履歴をリアルタイムで確認できます。
- スマートフォンサイトの併用: PCに近い機能をスマホ向けの画面で利用できます。
- 複数アプリの連携: 株と投資信託を一括で管理しやすくなります。
新端末の大きく高精細なディスプレイなら、チャートの確認も見やすくなります。
セキュリティをさらに高めるポイント
機種変更後もセキュリティを意識しておきましょう。
- アプリのパスコード設定を見直す。
- OS・アプリを定期的に更新する。
- FIDO認証の承認方法(生体認証/端末のパスコード)を確認する。
- 使わなくなったデバイスの認証を解除する。
これらを守ることで、フィッシングなどのリスクを抑え、安全な取引環境を保てます。
機種変更のタイミングで届く「認証設定のお願い」を装ったメールやSMSには注意が必要です。設定は必ずアプリ内、または正規のログイン画面から進めましょう。
PCツールとの連携
スマホアプリだけでなく、PCツール(HYPER SBIなど)も利用中の方は、機種変更後もFIDO認証でログインできます。スマホとPCを組み合わせれば、場所を選ばず取引を続けられます。
利用スタイル別のポイント
iOSからAndroidへ機種変更する場合
OSをまたぐ機種変更でも、手順は同じです。新端末にアプリを入れてログインし、FIDO認証を設定します。認証情報は端末ごとに登録されるため、OSの違いで特別な作業が増えることはありません。Android端末では画面ロックの種類が選べるので、生体認証とあわせて設定しておくと安心です。
AndroidからiOSへ機種変更する場合
こちらも流れは同様で、新端末にアプリを入れて初回設定で認証を登録します。iOSではFace IDやTouch IDが使え、ログインの手間を減らせます。
アプリ操作に不慣れな方向け
家族に手伝ってもらいながら、ステップ1から順に進めるのがおすすめです。画面の案内に沿って進めれば、迷うことは少ないでしょう。不安な場合は、先に生体認証の登録だけ済ませてからアプリを開くと落ち着いて進められます。
投資信託・外国株式を使う方向け
投資信託アプリや外国株式アプリを使っている場合も、機種変更後にログインして認証を設定すれば利用を再開できます。積立設定の状況は、新端末でログインした後に念のため確認しておくと安心です。
移行後に一度、保有資産の表示・積立設定・注文画面の3点を開いて確認しておくと、見落としを防げます。
機種変更のよくある質問
機種変更後、パスワードの入力は毎回必要ですか?
FIDO認証と生体認証を設定すれば、ログイン時の入力を減らせます。初回設定の段階ではユーザーネームとパスワードが必要です。
旧端末を初期化しても問題ありませんか?
新端末で認証設定とログイン確認が済んでいれば問題ありません。デバイス認証を使っている場合は、先に解除しておくと整理できます。
同じ電話番号のまま機種変更する場合は?
電話番号やメールアドレスが変わらなければ、認証コードも同じ宛先で受け取れます。手順は本記事のステップ1〜4のとおりです。
スマホを紛失した場合はどうなりますか?
新しい端末でログインし、認証設定をやり直せば利用を再開できます。紛失直後は、第三者に使われないよう早めに対応しておくと安心です。
まとめ
SBI証券アプリの機種変更は、新端末でのFIDO認証と生体認証の設定を済ませれば、10分ほどで完了します。事前準備をしっかり行い、手順どおりに進めれば大きな問題は起きにくいでしょう。トラブル時は、再インストールと設定の再確認で解決できるケースが多くあります。
機種変更の流れをおさらい
①ログイン情報と登録先(メール・電話番号)を確認 → ②新端末に指紋・顔を登録 → ③アプリをインストールしてログイン → ④FIDO認証・生体認証を設定 → ⑤動作確認後に旧端末のアプリを削除。この順で進めれば、新しいスマホでもすぐに取引を再開できます。
2026年9月時点の情報です。画面の表記や手順は、アプリのバージョンによって異なる場合があります。

















